特許
J-GLOBAL ID:200903077724262374

サンゴ卵・幼生のダイレクトトラップによる保育方法および保育装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 成瀬 勝夫 ,  中村 智廣 ,  佐野 英一 ,  青谷 一雄 ,  鳥野 正司 ,  井出 哲郎 ,  片岡 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-308938
公開番号(公開出願番号):特開2005-073600
出願日: 2003年09月01日
公開日(公表日): 2005年03月24日
要約:
【課題】 傷つき易いサンゴの卵・幼生を傷つけることなく確実に採取することができ、しかも、安定した環境下で保育する。【解決手段】 卵・幼生採取の目標となる標的サンゴの上方に、浮力付与体1に取り付けられて底部開放状態でサンゴの卵・幼生を採取する採取領域を区画すると共に底部閉塞状態でサンゴの卵・幼生を保育する保育領域を区画する領域区画部材2と、少なくとも上記領域区画部材の保育領域を区画する部分に設けられてこの保育領域からサンゴの卵・幼生が外部に流出するのを防止する通水可能な換水ネット孔5とを備えたトラップ保育装置を配置し、サンゴの卵・幼生採取時には上記領域区画部材を底部開放状態で海底の標的サンゴ付近上方まで垂下し、産卵されて採取領域内を浮上するサンゴの卵・幼生を採取し、また、サンゴの卵・幼生保育時には上記領域区画部材の下部を閉塞して形成された保育区画内で採取したサンゴの卵・幼生を保育する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
サンゴ生息海域の海上であって、卵・幼生採取の目標となる標的サンゴの上方に、浮力付与体と、浮力付与体に取り付けられて底部開放状態でサンゴの卵・幼生を採取する採取領域を区画すると共に底部閉塞状態でサンゴの卵・幼生を保育する保育領域を区画する領域区画部材と、少なくとも上記領域区画部材の保育領域を区画する部分に設けられてこの保育領域からサンゴの卵・幼生が外部に流出するのを防止する通水可能な換水ネット孔とを備えたトラップ保育装置を配置し、サンゴの卵・幼生採取時には上記領域区画部材を底部開放状態で海底の標的サンゴ付近上方まで垂下し、産卵されて採取領域内を浮上するサンゴの卵・幼生を採取し、また、サンゴの卵・幼生保育時には上記領域区画部材の下部を閉塞して形成された保育区画内で採取したサンゴの卵・幼生を保育することを特徴とするサンゴ卵・幼生のダイレクトトラップ保育方法。
IPC (1件):
A01K61/00
FI (1件):
A01K61/00 U
Fターム (4件):
2B104AA38 ,  2B104BA04 ,  2B104BA06 ,  2B104FA11
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (1件)
  • サンゴの増殖方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-021705   出願人:株式会社テトラ

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