特許
J-GLOBAL ID:200903078791106308

電動機の回転位置検出装置の原点オフセット量算出方法およびこの算出方法を用いた電動機制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 大岩 増雄 ,  児玉 俊英 ,  竹中 岑生 ,  村上 啓吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-208953
公開番号(公開出願番号):特開2006-033993
出願日: 2004年07月15日
公開日(公表日): 2006年02月02日
要約:
【課題】 3相同期電動機をdq軸制御するインバータにおいて、2相3相の相互変換のためには電動機の回転位置を検出する回転位置センサが必要である。この回転位置センサの角度誤差は、dq軸制御の精度に影響するので、正確に補正する必要かあるが、従来の方法では、ノイズの影響などにより無視できない誤差が生じてしまうという課題があった。【解決手段】 dq軸電流指令値を強制的にゼロとする第1手順、このとき磁束成分電圧指令値に比例積分ゲインかける第2手順、これにより磁束成分電圧指令値がゼロとなるので、ゼロとなったときの回転センサ位相誤差を記憶する第3手順、を含む。【選択図】図2
請求項(抜粋):
3相同期電動機の3相電流を検出する電流検出器と、 前記3相同期電動機の回転位置を検出する回転位置検出装置と、 前記3相電流を前記回転位置にもとづき磁束成分と前記磁束成分に直交する直交成分とに座標変換する3相2相変換器と、 外部から与えられた電流指令値を前記磁束成分の電流指令値と、前記直交成分の電流指令値とに分離する電流指令発生器と、 前記電流指令発生器の各成分の指令値に、前記磁束成分の電流値と、前記直交成分の電流値とが一致するように前記各成分の電圧指令値を演算する電流制御演算器と、 前記各成分の電圧指令値を3相電圧指令値に座標変換する2相3相変換器と、 前記2相3相変換器の出力にもとづき前記3相同期電動機に加える電圧を出力するインバータとを有する電動機制御装置に、 前記各成分の電流指令値を強制的にゼロとする第1手順、 前記電流指令値がゼロとなったとき、前記磁束成分電圧指令値とゼロとの偏差に予め定めた比例積分ゲインを掛けることにより前記磁束成分電圧指令値がゼロとなるように前記回転位置検出装置の出力に加算するオフセットを制御する第2手順、 前記磁束成分電圧指令値がゼロとなったときの、前記オフセットを前記回転子基準位置と前記回転位置検出装置の原点との位相差とし、これを原点オフセット量として記憶する第3手順、 前記回転位置検出装置の出力に前記原点オフセット量を加算する第4手順を含ませたことを特徴とする電動機の回転位置検出装置の原点オフセット量算出方法。
IPC (3件):
H02P 21/00 ,  H02P 27/04 ,  H02P 6/18
FI (2件):
H02P5/408 C ,  H02P6/02 371S
Fターム (28件):
5H505BB10 ,  5H505DD06 ,  5H505EE41 ,  5H505GG04 ,  5H505GG06 ,  5H505HB01 ,  5H505JJ03 ,  5H505KK06 ,  5H505LL07 ,  5H560BB04 ,  5H560BB12 ,  5H560DA07 ,  5H560DC12 ,  5H560EB01 ,  5H560EC01 ,  5H560GG04 ,  5H560RR10 ,  5H560TT15 ,  5H560XA13 ,  5H576BB10 ,  5H576DD05 ,  5H576EE01 ,  5H576GG04 ,  5H576GG06 ,  5H576HB01 ,  5H576JJ03 ,  5H576KK06 ,  5H576LL07
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (5件)
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