特許
J-GLOBAL ID:200903079580668594

内接噛合遊星歯車機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-306684
公開番号(公開出願番号):特開2005-076716
出願日: 2003年08月29日
公開日(公表日): 2005年03月24日
要約:
【課題】 外歯歯車3および内歯歯車4の歯面、軸受14等の摺動部に加わる荷重や損失を低減することにより、内接噛合遊星歯車機構の機械効率を向上させるとともに、外歯歯車3および内歯歯車4の耐久性を向上する。【解決手段】 偏心部1の偏心量αを理論値より大きく設けることにより、(a)外歯歯車3の中心と内歯歯車4の中心との距離が長くなり、軸受14および歯車同士の歯面損失を少なくできる。(b)内歯歯車4と外歯歯車3の噛み合い範囲を狭くでき、圧力角の大きい部分を少なくでき、圧力角が大きいことにより発生する損失を減らすことができる。(c)外歯歯車3と内歯歯車4の噛み合い範囲が狭くなり、滑り接触から転がり接触へと歯車の接触形態が移行する。これによって、滑り接触による損失を減らすことができる。また、滑り接触が減るため、滑り接触による摩耗が防止され、歯車の耐久寿命が向上する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
内歯歯車と、 この内歯歯車のピッチ円サークルの中心に対して偏心回転可能な偏心部と、 この偏心部の周囲に軸受を介して回転自在に配置され、前記内歯歯車と噛合する外歯歯車とを備え、 前記外歯歯車および前記内歯歯車の歯形形状がサイクロイド曲線で設けられる内接噛合遊星歯車機構であって、 前記偏心部の偏心量αは、 前記内歯歯車の歯数をM、 前記外歯歯車の歯数をN、 前記外歯歯車のピッチ円サークルの直径をφD1 とした場合に、 (φD1 /N)×0.5×(M-N)で表される理論値より大きく設定されたことを特徴とする内接噛合遊星歯車機構。
IPC (1件):
F16H1/32
FI (1件):
F16H1/32 A
Fターム (9件):
3J027FA37 ,  3J027FB40 ,  3J027FC05 ,  3J027GB03 ,  3J027GC02 ,  3J027GC13 ,  3J027GD04 ,  3J027GD07 ,  3J027GE11
引用特許:
出願人引用 (6件)
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