特許
J-GLOBAL ID:200903080106226023

転がり、すべり接触部品およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 岸本 瑛之助 ,  渡邊 彰 ,  日比 紀彦 ,  清末 康子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-219549
公開番号(公開出願番号):特開2004-059994
出願日: 2002年07月29日
公開日(公表日): 2004年02月26日
要約:
【課題】HRC64以上の表面硬さを有する異物が混入した潤滑油が用いられたさいの長寿命化を図ることができる転がり、すべり接触部品およびその製造方法を提供する。【解決手段】転がり、すべり接触部品は、軸受鋼より所定の形状に形成された加工済み転がり、接触部品素材に、浸炭処理が施すことにより得られる。転がり、すべり接触部品における表面から最大せん断応力が作用する深さまでの範囲の表層部の全炭素量を1.0〜1.6質量%とするとともに、前記表層部のマトリックス中の固溶炭素量を0.6〜1.0質量%とする。また、前記表層部に球状炭化物を析出させ、前記球状炭化物の量を面積率で5〜20%でかつその粒径を3μm以下とする。さらに、前記表層部の表面硬さをロックウェルC硬さで67〜69とする。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
軸受鋼よりなり、浸炭処理が施されて、表面から最大せん断応力が作用する深さまでの範囲の表層部の全炭素量が1.0〜1.6質量%となされるとともに、前記表層部のマトリックス中の固溶炭素量が0.6〜1.0質量%となされ、前記表層部に球状炭化物が析出しているとともに、前記球状炭化物の量が面積率で5〜20%でかつその粒径が3μm以下となされ、さらに前記表層部の表面硬さがロックウェルC硬さで67〜69となされていることを特徴とする転がり、すべり接触部品。
IPC (5件):
C22C38/00 ,  C21D6/00 ,  C22C38/22 ,  C23C8/22 ,  C23C8/80
FI (6件):
C22C38/00 301Z ,  C21D6/00 D ,  C21D6/00 K ,  C22C38/22 ,  C23C8/22 ,  C23C8/80
Fターム (3件):
4K028AA01 ,  4K028AB01 ,  4K028AC08
引用特許:
出願人引用 (13件)
  • 転がり軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-340341   出願人:光洋精工株式会社
  • ころ軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-159028   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • 針状ころ軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-159154   出願人:エヌティエヌ株式会社
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審査官引用 (1件)
  • 転がり軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-340341   出願人:光洋精工株式会社

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