特許
J-GLOBAL ID:200903080309005545

内燃機関の排気還流装置の故障診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-204770
公開番号(公開出願番号):特開平8-068362
出願日: 1994年08月30日
公開日(公表日): 1996年03月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】高精度に排気還流装置の故障を診断できる。【構成】排気マニホールド集合部近傍に上流側酸素センサ18を、三元触媒20の下流に下流側酸素センサ19を設ける。EGR 制御中に、応答性のよい上流側酸素センサ18の検出値に基づいて設定される空燃比F/B 補正係数αの値を、外乱等の影響を受けにくい下流側酸素センサ19の検出値に基づいて補正しつつ空燃比のF/B 制御を行う。下流側酸素センサ19の検出値に基づき設定される空燃比F/B補正係数PHOSの平均値APHOS の基準値MAPHOS1 からの偏差量に基づいて、EGR装置の故障を診断する。外乱等の影響を極力抑制して高精度な故障診断を行う。
請求項(抜粋):
排気の一部を機関吸気系に還流させる排気還流通路と、該排気還流通路に介装される排気還流制御弁と、所定の運転状態で目標EGR率が得られるように前記排気還流制御弁の開度を制御する排気還流量制御手段と、を備えた内燃機関の排気還流装置の故障診断装置であって、機関の排気通路に介装された排気浄化触媒と、機関と前記排気浄化触媒との間に設けられ、当該排気浄化触媒上流側の排気中の酸素濃度に基づいて、機関吸入混合気の空燃比を検出する上流側空燃比センサと、前記排気浄化触媒の排気下流側に設けられ、当該排気浄化触媒下流側の排気中の酸素濃度に基づいて、機関吸入混合気の空燃比を検出する下流側空燃比センサと、前記上流側空燃比センサの検出値に基づいて、機関吸入混合気の空燃比が目標空燃比となるように、空燃比制御量を補正するための空燃比補正量を設定する空燃比補正量設定手段と、前記下流側空燃比センサの検出値に基づいて、機関吸入混合気の空燃比が目標空燃比となるように、前記空燃比補正量設定手段により設定された空燃比補正量を補正する空燃比補正量補正手段と、前記空燃比補正量補正手段により補正された後の空燃比補正量に基づいて、空燃比制御量を制御する空燃比制御手段と、前記排気還流量制御手段における排気還流制御中で、かつ、前記空燃比制御手段における空燃比制御中に、前記空燃比補正量補正手段の補正量に基づいて、排気還流装置の故障を診断する第1故障診断手段と、を備えたことを特徴とする内燃機関の排気還流装置の故障診断装置。
IPC (4件):
F02M 25/07 550 ,  F02M 25/07 ,  F02B 77/08 ,  F02D 41/14 310
引用特許:
審査官引用 (22件)
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