特許
J-GLOBAL ID:200903082287691760

誘導結合プラズマ質量分析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西澤 均
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-141707
公開番号(公開出願番号):特開2001-324476
出願日: 2000年05月15日
公開日(公表日): 2001年11月22日
要約:
【要約】【課題】 共存物質や共存物質とガス成分の結合した分子イオンなどのピークが目的元素の質量スペクトルのピークに重なるような場合にも、精度よく目的元素の定量を行うことが可能な誘導結合プラズマ質量分析方法を提供する。【解決手段】 試料中の微量物質を定量する際に、共存物質や共存物質とガス成分の結合した分子イオンなどのピークが目的元素の質量スペクトルのピークに重なる場合に、任意に選んだ重なりのある2本のピークの強度から、式(1)によって、補正強度を求めることにより、目的元素の定量を行う。I’=iI-(iDB/jDB)jI ......(1)I’:補正強度iI :質量数iの測定強度iDB:妨害イオンの質量数iの同位体比
請求項(抜粋):
(a)試料中の共存物質、ガス成分(大気、プラズマガス)、及びこれらの結合した分子イオンの質量スペクトルのピークの少なくとも一つが、測定元素の質量スペクトルのピークに重なるスペクトル干渉を起こす場合であって、かつ、目的元素の質量スペクトルのピークに、妨害イオンの質量スペクトルのピークと重ならないピークがない場合、又は、(b)試料中の共存物質、ガス成分(大気、プラズマガス)、及びこれらの結合した分子イオンの質量スペクトルのピークの少なくとも一つが、測定元素の質量スペクトルのピークに重なるスペクトル干渉を起こす場合であって、かつ、目的元素の質量スペクトルのピークのうちの、妨害イオンの質量スペクトルのピークと重ならないピークの強度が、妨害イオンの質量スペクトルのピークと重なりのあるピークの強度の10分の1未満である場合、のいずれかの場合において、任意に選んだ重なりのある2本のピークの強度から、式(1)によって、補正強度を求めることにより、目的元素の定量を行うことを特徴とする誘導結合プラズマ質量分析方法。I’=iI-(iDB/jDB)jI ......(1)I’:補正強度iI :質量数iの測定強度iDB:妨害イオンの質量数iの同位体比
IPC (2件):
G01N 27/62 ,  H01J 49/26
FI (2件):
G01N 27/62 D ,  H01J 49/26
Fターム (1件):
5C038HH28
引用特許:
審査官引用 (7件)
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引用文献:
審査官引用 (2件)

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