特許
J-GLOBAL ID:200903082897045836

コモンレールの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良輝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-038650
公開番号(公開出願番号):特開2000-234688
出願日: 1999年02月17日
公開日(公表日): 2000年08月29日
要約:
【要約】【課題】 分岐孔の下端内周縁部における応力の発生を効果的に抑制して枝管接続部における内圧疲労強度を向上させ、耐久性に優れ、亀裂や割れの発生による流体洩れがなく確実にして安定した機能を発揮することができる高品質のコモンレールの提供。【解決手段】 本管レールの軸方向の周壁部に設けた少なくとも1つの一体型ボス部に、外方に開口する受圧座面を有する分岐孔を設け、枝管の端部に設けた接続頭部のなす押圧座面部を前記受圧座面に当接係合せしめ、前記ボス部と予め枝管側に組込んだ締付けナットの螺合による前記接続頭部首下での押圧に伴って締着して接続してなるコモンレールの製造方法において、前記ボス部に予め前記分岐孔用の有底の下穴を形成し、該下穴に外部よりボス部の軸方向に外圧方式にて押圧力を付与して前記分岐孔の本管レール流通路開口端部周辺に圧縮残留応力を発生させた後、該下穴部に生じた微小亀裂、微小割れなどの欠陥部位を切除することを特徴とする。
請求項(抜粋):
その軸芯方向内部に流通路を有する本管レールの軸方向の周壁部に設けた少なくとも1つの一体型ボス部に、前記流通路に通じかつ外方に開口する受圧座面を有する分岐孔を設け、前記流通路に通ずる流路を有する枝管の端部に設けた接続頭部のなす押圧座面部を前記受圧座面に当接係合せしめ、前記ボス部と予め枝管側に組込んだ締付けナットの螺合による前記接続頭部首下での押圧に伴って締着して接続してなるコモンレールの製造方法において、前記ボス部に予め前記分岐孔用の有底の下穴を形成し、該下穴に外部よりボス部の軸方向に外圧方式にて押圧力を付与して前記分岐孔の本管レール流通路開口端部周辺に圧縮残留応力を発生させた後、該下穴部に生じた微小欠陥部位を切除することを特徴とするコモンレールの製造方法。
IPC (2件):
F16L 41/02 ,  F16L 41/08
FI (2件):
F16L 41/02 Z ,  F16L 41/08
Fターム (5件):
3H019BA02 ,  3H019BA04 ,  3H019BD03 ,  3H019DA03 ,  3H019DA06
引用特許:
審査官引用 (6件)
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