特許
J-GLOBAL ID:200903083293128853
コンテキスト切り替え方法及び装置、中央演算装置、コンテキスト切り替えプログラム及びそれを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
橋爪 健
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-003038
公開番号(公開出願番号):特開2004-220070
出願日: 2003年01月09日
公開日(公表日): 2004年08月05日
要約:
【課題】リアルタイムOSなどコンテキストの切り替えが頻繁に発生するアプリケーションにおいて、コンテキストの切り替えによるオーバーヘッドを大幅に削減する。【解決手段】OSは、Swap命令を発行し、コンテキストスイッチが開始する。Swap命令は、入れ替えるスレッドIDと共にスレッド制御ユニット9に発行される。スレッドIDは、コンテキストキャッシュ8に格納されているスレッドを一意に識別するために用いる。スレッド制御ユニット9は、コンテキスト専用バス12を経て、レジスタファイル1からコンテキストキャッシュ8へデータを退避すると同時に、コンテキストキャッシュ8からレジスタファイル1へ新しいスレッドのデータを送る。スレッド制御ユニット9は、送られてきたスレッドIDに基づいて自動的に必要な数だけレジスタファイル1内のデータとコンテキストキャッシュ8内のデータを入れ替える。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
複数のコンテキストを切り替えるコンテキスト切り替え装置であって、
演算論理ユニット又はメモリアクセスユニットで実行すべきスレッドに関するコンテキストが記憶されたレジスタファイルと、
前記レジスタファイルに接続され、コンテキストをキャッシュするためのコンテキストキャッシュと、
前記レジスタファイルと前記コンテキストキャッシュを接続するコンテキストスイッチ専用バスと、
前記コンテキストキャッシュに記憶されているスレッドのコンテキストを識別するためのスレッド識別子(スレッドID)を記憶するスレッドIDテーブルを有し、演算論理ユニット及びメモリアクセスユニットと並列に接続され、前記コンテキストキャッシュと前記レジスタファイルとの間のデータ伝送を制御するスレッド制御ユニットと
を備え、
前記スレッド制御ユニットは、
コンテキストの切り替えが発生した場合、入力された切り替え命令と新たに入れ替えるスレッド識別子(スレッドID)に基づき前記スレッドIDテーブルを検索し、
新たに入れ替えるコンテキストが記憶されている前記コンテキストキャッシュのアドレスと、実行中のコンテキストが記憶されている前記レジスタファイルのレジスタ識別子を求め、
求めたアドレスに基付き前記コンテキストキャッシュをアクセスし、且つ、求めたレジスタ識別子に基付き前記レジスタファイルをアクセスし、前記レジスタファイル及び/又は前記コンテキストキャッシュのコンテキストを前記コンテキストスイッチ専用バスを介して入れ替え、退避又は復帰を実行する
前記コンテキスト切り替え装置。
IPC (1件):
FI (2件):
G06F9/46 313B
, G06F9/46 340B
Fターム (3件):
5B098GA02
, 5B098GA05
, 5B098GC01
引用特許:
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