特許
J-GLOBAL ID:200903084107464411

冷媒蒸発器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 矢作 和行 ,  野々部 泰平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-110889
公開番号(公開出願番号):特開2008-267686
出願日: 2007年04月19日
公開日(公表日): 2008年11月06日
要約:
【課題】複数のチューブ列からなるコア部内の液冷媒の停滞を解消することが容易な冷媒蒸発器を提供すること。【解決手段】コア部2の幅Wが220mm以上あって圧力損失の上昇が軽微であり熱交換性能の低下が抑制し易く、コア部2の空気流れ方向の厚さDが50mm以下であって熱容量の小さい冷媒蒸発器1において、空気流れ下流側の第1チューブ列21の最遠部である第3パス213のコア部幅方向の寸法L1を95mm以下としているため、冷媒供給再開時に第3パス213の下方域に停滞している液冷媒を速やかに押し上げ、冷媒停滞を容易に解消することができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
上下方向に延びる複数のチューブ(20A)を横方向に並設した第1チューブ列(21)と、上下方向に延びる複数のチューブ(20B)を横方向に並設した第2チューブ列(22)とを有し、前記第1チューブ列(21)が空気流れ最下流側となり、前記第2チューブ列(22)が空気流れ最上流側となるように、前記第1チューブ列(21)と前記第2チューブ列(22)とを空気流れ方向において前後に重ねて配置したコア部(2)と、 前記第1チューブ列(21)の上端に接続した第1上タンク(31)と、前記第1チューブ列(21)の下端に接続した第1下タンク(41)とからなり、前記第1チューブ列(21)に対し冷媒を分配および収集するための第1ヘッダタンク(11)と、 前記第2チューブ列(22)の上端に接続した第2上タンク(32)と、前記第2チューブ列(22)の下端に接続した第2下タンク(42)とからなり、前記第2チューブ列(22)に対し冷媒を分配および収集するための第2ヘッダタンク(12)と、 前記第1ヘッダタンク(11)内に設けられ、前記第1チューブ列(21)において内部の冷媒流れが上昇流となる冷媒上昇部(211、213)と下降流となる冷媒下降部(212)とが隣接するように冷媒流れを反転させるための第1仕切部材(33、43)と、 前記第2ヘッダタンク(12)内に設けられ、前記第2チューブ列(22)において内部の冷媒流れが上昇流となる冷媒上昇部(221、223)と下降流となる冷媒下降部(222)とが隣接するように冷媒流れを反転させるための第2仕切部材(34、44)とを備え、 内部へ冷媒を導入するための冷媒入口部(51)が前記第1ヘッダタンク(11)に設けられるとともに、内部から冷媒を導出するための冷媒出口部(52)が前記第2ヘッダタンク(12)に設けられ、前記冷媒入口部(51)および前記冷媒出口部(52)は、前記コア部(2)の幅方向において各ヘッダタンク(11、12)の同一側端部に設けられており、 前記コア部(2)の空気流れ方向の厚さ(D)が50mm以下であり、 前記コア部(2)の幅(W)が220mm以上であり、 前記第1チューブ列(21)において冷媒が同一方向に流れるチューブ(20A)からなり前記冷媒入口部(51)から最も遠い部分である最遠部(213)が前記冷媒上昇部であるとともに、前記最遠部(213)の前記コア部幅方向の寸法(L1)が95mm以下であることを特徴とする冷媒蒸発器。
IPC (4件):
F28F 9/22 ,  F28F 9/02 ,  F28D 1/053 ,  F25B 39/02
FI (4件):
F28F9/22 ,  F28F9/02 301D ,  F28D1/053 A ,  F25B39/02 C
Fターム (11件):
3L065AA09 ,  3L065BA11 ,  3L065CA09 ,  3L065DA10 ,  3L065EA20 ,  3L065FA01 ,  3L103AA17 ,  3L103BB42 ,  3L103CC22 ,  3L103DD02 ,  3L103DD32
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 冷媒蒸発器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-164886   出願人:株式会社デンソー
審査官引用 (8件)
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