特許
J-GLOBAL ID：200903084266234567

自動変速機の変速制御装置

発明者：
斎藤 祐司

斎藤 祐司 について

, 
大川 靖彦

大川 靖彦 について

, 
パク チョル

パク チョル について


出願人/特許権者：
ジヤトコ株式会社

ジヤトコ株式会社 について


代理人 (5件)： 杉村 憲司 ,  杉村 興作 ,  来間 清志 ,  藤谷 史朗 ,  澤田 達也
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2008-056943
公開番号（公開出願番号）：特開2009-216102
出願日： 2008年03月06日
公開日（公表日）： 2009年09月24日
要約：
【課題】記憶容量の増加を最小限に抑えながらも、空吹けを生じない変速が実現される自動変速機の変速制御装置を提供する。【解決手段】掛け替え制御により所望の変速を実行させる手段102と、解放側掛け替え制御開始時期taを決定する手段105と、掛け替え制御中のエンジン2の空吹けを検知する手段106と、空吹け発生で前記学習補正値を修正する手段107とを備える自動変速機の変速制御装置において、前記時点taの締結側要素における、予め想定していたずれ量と実際のずれ量との偏差に応じた補正値C1を、算出する手段108と、目標イナーシャフェーズ開始時点tcの解放側摩擦要素における、予め想定していたずれ量と実際のずれ量との偏差に応じた補正値C2を、算出する手段109とを設け、手段105は、基準値Tsと最終補正値とに基づいて前記低下開始を指示する時期を決定する。【選択図】図3
請求項（抜粋）：
指示値に追従する実際の油圧の増減によって締結及び解放が制御される複数の摩擦要素のうち、締結を要する摩擦要素を締結側摩擦要素として、その実際の油圧を第一の勾配で増加させるように前記指示値を増加させると共に、解放を要する摩擦要素を解放側摩擦要素として、その実際の油圧を第二の勾配で低下させるように前記指示値を低下させる掛け替え制御を実行することにより、所望の変速を実行させる変速制御手段と、 前記締結側摩擦要素に対する前記解放側摩擦要素の掛け替え制御の開始を指示する時期を、所定の基準値と学習補正値とに基づいて決定する油圧低下開始時期決定手段と、 掛け替え制御中の駆動源の空吹けを検知する空吹け検知手段と、 該空吹け検知手段の検知結果に基づいて、前記学習補正値を修正する学習補正値制御手段とを備える自動変速機の変速制御装置において、 前記指示値と実際の油圧との間の差をずれ量と定義したとき、 前記解放側摩擦要素での掛け替え制御の開始を指示する時点の前記締結側摩擦要素における、予め想定していたずれ量と実際のずれ量との偏差に応じた第一の補正値を、前記学習補正値に基づいて算出する第一の補正値算出手段と、 前記解放側摩擦要素での掛け替え制御の開始よりも後の時点の前記解放側摩擦要素における、予め想定していたずれ量と実際のずれ量との偏差に応じた第二の補正値を、前記学習補正値に基づいて算出する第二の補正値算出手段と、を設け、 前記油圧低下開始時期決定手段は、前記締結側摩擦要素を前記第一の油圧勾配とは異なる第三の油圧勾配で増加させるとき、又は前記解放側摩擦要素を前記第二の油圧勾配とは異なる第四の油圧勾配で低下させるときには、前記基準値と最終補正値とに基づいて前記開始を指示する時期を決定し、さらに、 該最終補正値を、前記前記第一の補正値と前記第二の補正値とのうち、値の大きい方を当該最終補正値として決定すること、 を特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (1件)：
F16H 61/06
FI (1件)：
F16H61/06
Fターム (22件)：
3J552MA02 ,  3J552MA12 ,  3J552MA17 ,  3J552MA26 ,  3J552NA01 ,  3J552NB01 ,  3J552PA24 ,  3J552RA02 ,  3J552RA13 ,  3J552SA09 ,  3J552SA10 ,  3J552SA15 ,  3J552TA12 ,  3J552TB06 ,  3J552TB10 ,  3J552VA07W ,  3J552VA35W ,  3J552VA68W ,  3J552VA77W ,  3J552VB01W ,  3J552VC03W ,  3J552VD02W
引用特許：
出願人引用 (6件)
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