特許
J-GLOBAL ID:200903085484085693

被削性と靭性および溶接性に優れた鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 綿貫 達雄 ,  名嶋 明郎 ,  山本 文夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-059314
公開番号(公開出願番号):特開2005-290554
出願日: 2005年03月03日
公開日(公表日): 2005年10月20日
要約:
【課題】 被削性と靭性および溶接性に優れた鋼板およびその製造方法を提供する。【解決手段】 C、Si、Mn、P、S、Al、Nを所定範囲に限定し、さらに必要に応じてMo、Cr、Nb、Ti、V、Cu、Ni、B、REM 、Ca、Zr、Mgを添加した鋼において、X1=C+(Mn+Cu+Cr)/20+Si/30+Ni/60+Mo/15+V/10+5×Bで表されるX1が0.24以下、X2=(Si/5+Mo+Cr/2)/Mnで表されるX2が0.15以上10.0以下の鋼を圧延条件や水冷条件を厳格に規定した製造方法で鋼板とすることにより、フェライト分率が30%以上あるいはマイクロビッカース硬さが 170HV以下である領域の比率が0.2 以上、さらに鋼のビッカース硬さが 165HV以上 300HV以下であるフェライト主体の軟質組織とベイナイト、マルテンサイト主体の硬質組織の複合組織とすることができ、これにより被削性と靭性および溶接性に優れた鋼板が得られる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
鋼が、質量%で、 C :0.005〜0.2%、 Si:0.01〜1%、 Mn:0.01〜1.4%、 P :0.02%以下、 S :0.01%以下、 Al:0.001〜0.1%、 N :0.01%以下を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼組成とし、X1=C+(Mn+Cu+Cr)/20+Si/30+Ni/60+Mo/15+V/10+5×Bで表されるX1が0.24以下であり、X2=(Si/5+Mo+Cr/2)/Mnで表されるX2が0.15以上10.0以下であり、さらに鋼を構成する組織のうちフェライト分率が30%以上90%以下、残部がベイナイト、マルテンサイトを主体として構成される硬質組織であり、鋼のビッカース硬さが165HV以上300HV以下であることを特徴とする、被削性と靭性および溶接性に優れた鋼板。
IPC (4件):
C22C38/00 ,  C21D8/02 ,  C22C38/06 ,  C22C38/54
FI (4件):
C22C38/00 301B ,  C21D8/02 B ,  C22C38/06 ,  C22C38/54
Fターム (34件):
4K032AA01 ,  4K032AA02 ,  4K032AA04 ,  4K032AA05 ,  4K032AA08 ,  4K032AA11 ,  4K032AA12 ,  4K032AA14 ,  4K032AA15 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA20 ,  4K032AA21 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA24 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA32 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032AA39 ,  4K032AA40 ,  4K032BA01 ,  4K032CA01 ,  4K032CA02 ,  4K032CA03 ,  4K032CB02 ,  4K032CD02 ,  4K032CD03 ,  4K032CD06 ,  4K032CF02 ,  4K032CF03
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (3件)

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