特許
J-GLOBAL ID:200903085537852764

電解銅箔製造用の電解液及びそれを用いた電解銅箔の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大橋 邦彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-206688
公開番号(公開出願番号):特開2004-162172
出願日: 2003年08月08日
公開日(公表日): 2004年06月10日
要約:
【課題】印刷回路用の電解銅箔を製造するのに用いる電解液と高温で急激な強度変化の生じない電解銅箔の製造方法。【解決手段】1リットルの電解液に対し、ジスルファ化合物、ジアルキルアミノ-チオキソメチル-チオアルカンスルホン酸またはその塩から選ばれた少なくとも一つを有する0.5mg〜40mgの硫黄含有化合物と、1mg〜1000mgのポリアルキレングリコール系界面活性剤及び低分子ゼラチンからなる群より選ばれた少なくとも1種の有機化合物と、0.1mg〜80mgの塩素イオンとを含有する。本発明による電解銅箔は、製箔状態の電解銅箔の場合、粗面の粗さRz値が2.0μm未満であり、表面処理された電解銅箔の場合、粗面の粗さRz値が1.0〜3.5μm以内の範囲である。光沢面の粗さ値は、陰極面の研磨により変化するので、特に制限されない特徴を有する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
電気分解による電解銅箔の製造に用いられ、硫酸及び硫酸銅から選択される少なくとも一つを含有する電解液において、該電解液の1リットルに対して、 ジスルファ化合物、ジアルキルアミノ-チオキソメチル-チオアルカンスルホン酸及びジアルキルアミノ-チオキソメチル-チオアルカンスルホン酸塩から選択される少なくとも一つの硫黄含有化合物0.5mg〜40mgと、 ポリアルキレングリコール系界面活性剤及び低分子ゼラチンから選択される少なくとも1種の有機化合物1mg〜1000mgと、 塩素イオン0.1mg〜80mgと、が添加されたことを特徴とする電解銅箔製造用の電解液。
IPC (2件):
C25D1/04 ,  C25D1/00
FI (2件):
C25D1/04 311 ,  C25D1/00 311
引用特許:
審査官引用 (13件)
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