特許
J-GLOBAL ID:200903086580826293

可変動弁機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-045524
公開番号(公開出願番号):特開平11-241607
出願日: 1998年02月26日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】 ベーンハウジングに対して相対回転可能なベーンロータを遅角位置にロックするロック機構を有したカム位相可変装置において、ロック解除油圧供給経路の大部分を一系統にまとめて装置のコンパクト化を図る。【解決手段】 遅角側油室への圧油供給時、バルブピストン(90)がバルブピストン孔(44b)内でハウジング端壁(34)側へ移動して遅角側油室とバルブピストン孔とが連通する。進角側油室への圧油供給時にはバルブピストンが反対方向へ移動して進角側油室がバルブピストン孔に連通する。いずれの場合にも、バルブピストン孔ならびにベーン(44)及びロックピン(70)に形成した油路(44e、72、73)を介して圧油がロック穴(22b)に流入してロックピンをスプリング(80)のバネ力に抗してロック穴から離脱させる。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランク軸から回転力が伝達される回転伝達部材と一体回転可能な収容部材と、上記収容部材内に配され上記収容部材との間に遅角側油室及び進角側油室を画成するベーン部を有し、上記内燃機関の吸気弁または排気弁を開閉するカム部が形成されたカムシャフトと一体回転可能でかつ上記収容部材に対して相対回転可能なベーン部材と、上記遅角側油室または上記進角側油室に油圧を選択的に供給する油圧供給手段と、上記ベーン部材の相対回転により上記ベーン部材内に配された可動体が上記収容部材のロック穴に整合したとき、上記可動体内に配された付勢手段の付勢力により上記可動体を上記ロック穴へ嵌入させ、また、上記遅角側油室への油圧供給時と上記進角側油室への油圧供給時に上記油圧を上記ロック穴へ導いて上記可動体を上記ロック穴から離脱させるロック機構とを備えることを特徴とする可変動弁機構。
FI (2件):
F01L 1/34 E ,  F01L 1/34 Z
引用特許:
審査官引用 (8件)
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