特許
J-GLOBAL ID:200903087709470837

車両懸架システム用の受動的ライド制御

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋元 輝雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-610695
公開番号(公開出願番号):特表2002-541015
出願日: 2000年04月12日
公開日(公表日): 2002年12月03日
要約:
【要約】 車両懸架システム用のロール制御システム(1)および前記制御システムの制御方法である。前記車両は、少なくとも一対の横方向に離れて配置された前輪アセンブリ(2)と、少なくとも一対の横方向に離れて配置された後輪アセンブリ(3)とを有し、各車輪アセンブリ(2,3)は、1つの車輪(4)と、車両車体に対して概ね垂直方向への車輪移動を可能にする車輪マウント(5)と、前記車両用の支持の少なくとも主要部を実質的に提供するための車両支持手段(17a,17b)とを有する。前記ロール制御システム(1)は、各車輪マウント(5)と前記車両車体との間にそれぞれ配置可能な車輪シリンダ(8)を備える。各車輪シリンダ(8)は、車輪シリンダ内に支持されたピストン(53)によって第1のチャンバ(51)及び第2のチャンバ(52)に分離される内部容量を有する。前記ロール制御システム(1)はまた、流体導管(9,10,11)によって前記車輪シリンダ(8)間に流体連通を提供する第1及び第2の流体回路(7)を備える。前記各流体回路は、前記車両の一方の側における車輪シリンダの第1のチャンバ(51)と前記車両の他方の側における車輪シリンダの第2のチャンバ(52)との間に流体連通を与え、これにより、水平ロール姿勢の回りにロール剛性を与えると同時に実質的にゼロのワープ剛性を与えることによって、車両懸架システムのワープモードから切り離されたロール支持を与える。前記方法は、前記ダンピング及びロール制御システムへの所定の車輪入力の間に、前記流体導管(9,10,11)の少なくとも実質的な部分で流体の流れをバイパスさせ、これにより、前記ダンピング及びロール制御システム(1)のダンピングに影響するラインダンピングおよび/または流体慣性効果を最小化する。
請求項(抜粋):
車両懸架システム用のロール制御システムであって、前記車両は、少なくとも一対の横方向に離れて配置された前輪アセンブリと、少なくとも一対の横方向に離れて配置された後輪アセンブリとを有し、各車輪アセンブリは、1つの車輪と、前記車両の車体に対して概ね垂直方向への前記車輪の移動を可能にするように前記車輪を配置する車輪マウントと、前記車両用の支持の少なくとも主要部を実質的に提供するための車両支持手段とを有し、前記ロール制御システムは、 各車輪マウントと前記車両の車体との間にそれぞれ配置可能な車輪シリンダであって、各車輪シリンダは、車輪シリンダ内に支持されたピストンによって第1及び第2のチャンバに分離される内部容量を有する車輪シリンダと、 流体導管によって前記車輪シリンダ間に流体連通を提供する第1及び第2の流体回路であって、前記各流体回路は、前記車両の一方の側における車輪シリンダの第1のチャンバと前記車両の他方の側における車輪シリンダの第2のチャンバとの間に流体連通を与え、これにより、水平ロール姿勢の回りにロール剛性を与えると同時に実質的にゼロのワープ剛性を与えることによって、車両懸架システムのワープモードから切り離されたロール支持を与える第1及び第2の流体回路とを備えることを特徴とするロール制御システム。
IPC (2件):
B60G 21/06 ,  F16F 9/50
FI (2件):
B60G 21/06 ,  F16F 9/50
Fターム (10件):
3D001AA02 ,  3D001AA03 ,  3D001BA05 ,  3D001BA24 ,  3D001CA01 ,  3D001DA02 ,  3D001DA03 ,  3J069AA50 ,  3J069EE11 ,  3J069EE68
引用特許:
出願人引用 (7件)
全件表示
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る