特許
J-GLOBAL ID:200903087886405786

フェライト系ステンレス鋼連続鋳造スラブの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小松 高 ,  和田 憲治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-110106
公開番号(公開出願番号):特開2008-266706
出願日: 2007年04月19日
公開日(公表日): 2008年11月06日
要約:
【課題】タンディッシュノズルの閉塞および連鋳スラブや冷延板での表面疵発生を防止しながら、凝固組織を微細等軸晶化し、鋼板にける加工性を顕著に改善することのできるフェライト系ステンレス鋼スラブを提供する。【解決手段】MgO含有率が40〜90質量%のMgO-CaO系耐火物でライニングされた精錬容器を用い、真空脱炭処理後、溶鋼にSi源およびCaOを添加してCaO-SiO2系スラグを形成させ、撹拌によりスラグ中のCr2O3含有量を6質量%以下かつ溶鋼中の酸素活量aOをlog(aO)≦-2.0にし、Alを添加してAl:0.05質量%以下、S:0.007質量%以下、Mg:0.0001〜0.0014質量%、Ca:0.0014質量%以下とした上で、溶鋼にTiを添加して溶鋼中におけるTiとNの濃度積が0.0007〜0.008となるように最終成分調整し、連続鋳造する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
MgO含有率が40〜90質量%のMgO-CaO系耐火物でライニングされた容器に収容されたCr:9〜40質量%のフェライト系ステンレス溶鋼に対して、真空中で脱炭処理する工程、溶鋼にSi源およびCaOを添加してCaO-SiO2系スラグを形成させる工程、不活性ガスにより溶鋼をスラグと共に撹拌してスラグ中のCr2O3含有量を6質量%以下、かつ溶鋼中の酸素活量aOをlog(aO)≦-2.0が成立するように調整する工程、溶鋼にAlを添加してAl:0.05質量%以下、S:0.007質量%以下、Mg:0.0001〜0.0014質量%、Ca:0.0014質量%以下の成分組成を有する溶鋼を得る工程、溶鋼にTi源を添加して最終的に溶鋼中におけるTiとNの濃度積(Ti質量%×N質量%)が0.0007〜0.008となるように成分調整する工程を順次有する精錬を施すことによって、Cr:9〜40質量%、Si:0.01〜2.0質量%を含有する溶鋼を製造し、その溶鋼を連続鋳造する、フェライト系ステンレス鋼連続鋳造スラブの製造法。
IPC (6件):
C21C 7/06 ,  C21C 7/10 ,  C21C 7/04 ,  B22D 11/00 ,  B22D 1/00 ,  C21C 7/00
FI (10件):
C21C7/06 ,  C21C7/10 J ,  C21C7/04 E ,  C21C7/04 B ,  B22D11/00 B ,  B22D1/00 B ,  C21C7/00 Q ,  C21C7/00 H ,  C21C7/00 B ,  B22D1/00 J
Fターム (15件):
4K013AA01 ,  4K013AA02 ,  4K013BA08 ,  4K013BA14 ,  4K013CC02 ,  4K013CE04 ,  4K013CE05 ,  4K013CE06 ,  4K013DA12 ,  4K013DA13 ,  4K013EA19 ,  4K013EA24 ,  4K013EA25 ,  4K013EA28 ,  4K013FA02
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (7件)
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