特許
J-GLOBAL ID:200903087917132813

雑音補償のための音声分類を採用した音声コーデック

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-566830
公開番号(公開出願番号):特表2002-523806
出願日: 1999年08月24日
公開日(公表日): 2002年07月30日
要約:
【要約】マルチレート音声コーデックは、エンコードビットレートを適応性よく選択し、通信チャネルの制約に適合させることにより複数のエンコードビットレートモードをサポートする。より高ビットレートエンコードモードにおいて、CELP(符号励起線形予測)による音声の正確な表現及び他の関連するモデル化パラメータを、より高品質のデコード及び再生のため生成する。選択されたビットレートモード毎に、イノベーションベクトルを生成する際に使用する複数の固定又はイノベーションサブコードブックを選択する。音声コーデックは種々の音声信号をそれらの音声内容の関数として区別する。例えば、無音圧縮(VAD, Voice Activity Detection)アルゴリズムは、音声信号が活性な又は不活性な音声を含むかどうかにより適切なエンコード方式を選択する。エンコーダは、鮮明さと、遅延相関と、ゼロクロスレートと、残留エネルギーとを含む変化する音声信号特性を考慮してもよい。本発明の他の実施形態では、音声活性な信号には符号励起線形予測を使うが、一方、音声不活性な信号にはランダム励起を使う。音声不活性な信号のエネルギーレベル及びスペクトルコンテントはまた雑音符号化に使用してもよい。マルチレート音声コーデックは、音声信号を処理する分散型検出及び補償を使用してもよい。高品質の知覚的な音声再生に対して、音声コーデックはエンコーダとデコーダとの両方で雑音検出を行ってもよい。雑音検出はエンコーダとデコーダとの間で整合してもよい。同様に、雑音補償をエンコーダとデコーダとの両方の間において分散型方法で行ってもよい。
請求項(抜粋):
特性が変化する音声信号について合成による分析の手法を用いており、 前記音声信号から音声パラメータを生成するエンコーダと、 そのエンコーダと通信によって結合されており、前記音声パラメータから音声信号を再生するデコーダとを備え、 前記エンコーダ及びデコーダの少なくとも一方が雑音の分類を行い、 前記エンコーダ及びデコーダの少なくとも一方が、その雑音分類を利用して雑音の補償を行う音声コーデック。
IPC (4件):
G10L 19/04 ,  G10L 19/00 ,  G10L 21/02 ,  H03M 7/30
FI (4件):
H03M 7/30 Z ,  G10L 9/14 J ,  G10L 9/14 F ,  G10L 9/14 N
Fターム (9件):
5D045DA20 ,  5J064AA01 ,  5J064BB03 ,  5J064BB12 ,  5J064BC02 ,  5J064BC06 ,  5J064BC07 ,  5J064BC21 ,  5J064BD01
引用特許:
審査官引用 (6件)
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