特許
J-GLOBAL ID:200903088127016321

燃料噴射ノズル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-034726
公開番号(公開出願番号):特開2001-227434
出願日: 2000年02月14日
公開日(公表日): 2001年08月24日
要約:
【要約】【課題】 低リフト時には気筒内の空気をサック室22に導入して噴霧の微粒化を促進でき、高リフト時には大流量の燃料噴射を可能にすること。【解決手段】 第1の噴孔19と第2の噴孔20は、サック室22を形成しているボディ下端部の円頂壁部3aを貫通して設けられている。但し、第1の噴孔19は、サック室22側の開口部(入口19a)がシート面21に近いサック室22の内壁面に開口している。また、第2の噴孔20は、サック室22側の開口部が第1の噴孔19の開口部より下流に開口している。ニードルリフト量は2段階に設定され、その低リフト量は、サック入口流路面積が、シート部流路面積より小さく且つ第2の噴孔20の開口面積より小さくなる領域に設定され、高リフト量は、サック入口流路面積が、第1の噴孔19と第2の噴孔20とを合計した開口面積より大きくなる領域に設定されている。
請求項(抜粋):
燃料通路の下流に円錐状のシート面を有し、このシート面の下流に連続してサック室を有し、前記シート面に近い前記サック室の内壁面に開口する第1の噴孔とこの第1の噴孔より下流側に開口する第2の噴孔を有するノズルボディと、このノズルボディに摺動自在に嵌挿され、自身の下端部に前記シート面に対向するシート部が設けられたニードルとを備え、このニードルがリフトする時に、そのリフト量が小さい低リフトとリフト量が大きい高リフトが設定されている燃料噴射ノズルであって、前記サック室の入口内周の流路面積をサック入口流路面積と呼び、前記シート部外周の流路面積をシート部流路面積と呼ぶ時に、前記サック入口流路面積が、前記シート部流路面積より小さく且つ前記第2の噴孔の開口面積より小さくなる領域に前記低リフト時のリフト量が設定され、前記サック入口流路面積が、前記第1の噴孔の開口面積と第2の噴孔の開口面積とを合計した面積より大きくなる領域に前記高リフト時のリフト量が設定されていることを特徴とする燃料噴射ノズル。
IPC (4件):
F02M 61/18 350 ,  F02M 61/18 320 ,  F02M 61/18 360 ,  F02M 45/08
FI (4件):
F02M 61/18 350 B ,  F02M 61/18 320 D ,  F02M 61/18 360 H ,  F02M 45/08 A
Fターム (10件):
3G066AA07 ,  3G066AB02 ,  3G066AD12 ,  3G066BA03 ,  3G066CC06T ,  3G066CC14 ,  3G066CC28 ,  3G066CC52 ,  3G066CE13 ,  3G066DA16
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 燃料噴射ノズル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-183243   出願人:日野自動車工業株式会社
  • 燃料噴射弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-295500   出願人:日本電装株式会社
  • 燃料噴射ノズル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-099928   出願人:いすゞ自動車株式会社
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