特許
J-GLOBAL ID:200903089850007230

電子写真感光体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-279814
公開番号(公開出願番号):特開平8-211634
出願日: 1995年10月02日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【課題】 機械的強度にすぐれるとともにガラス転移温度が高く、しかも高感度で、かつ繰り返し特性にすぐれた電子写真感光体を提供することである。【解決手段】 結着樹脂としての、ビスフェノールC型、Z型、置換基を有するZ型またはビスフェノールC系の共重合型のポリカーボネートと、正孔輸送剤としての、特定のベンジジン誘導体またはフェニレンジアミン誘導体とを組み合わせる。
請求項(抜粋):
導電性基体と、この導電性基体上に設けられ結着樹脂と電荷発生剤と正孔輸送剤とを含有する感光層とからなり、前記結着樹脂が、ー般式(1):【化1】(式中、RA およびRB は同一または異なって水素原子または炭素数1〜3のアルキル基を示し、RC およびRD は同一または異なって炭素数1〜3のアルキル基を示し、RE およびRF は同一または異なって水素原子、炭素数1〜3のアルキル基またはハロゲン原子を示す。)で表される繰り返し単位からなるポリカーボネート、一般式(2):【化2】(式中、RG およびRH は、同一または異なって、炭素数1〜3のアルキル基を示し、RI およびRJ は、同一または異なって水素原子、炭素数1〜3のアルキル基またはハロゲン原子を示す。)で表される繰り返し単位からなるポリカーボネート、式(3):【化3】で表される繰り返し単位からなるポリカーボネートおよび一般式(4):【化4】(式中、RK およびRL は、同一または異なって水素原子または炭素数1〜3のアルキル基を示す。また上記RK ,RL は互いに結合して環を形成してもよい。RM およびRN は、同一または異なって炭素数1〜3のアルキル基を示し、ROおよびRP は、同一または異なって水素原子、炭素数1〜3のアルキル基またはハロゲン原子を示す。)とー般式(5):【化5】(式中、RQ およびRR は、同一または異なって水素原子、炭素数1〜3のアルキル基、または置換基を有してもよいアリール基を示す。また、RQ およびRRは互いに結合して環を形成してもよい。RS ,RT ,RU ,RV ,RW ,RX ,RY およびRZ は、同一または異なって水素原子、炭素数1〜3のアルキル基またはハロゲン原子を示す。)との2種の繰り返し単位からなるポリカーボネートからなる群より選ばれた少なくとも1種であり、前記正孔輸送剤が、ー般式(6):【化6】(式中、R1 およびR2 は同一または異なって水素原子またはアルキル基を示し、R3 ,R4 ,R5 およびR6 は同一または異なってアルキル基、アルコキシ基またはハロゲン原子を示す。a,b,cおよびdは同一または異なって、0〜5の整数を示す。但しa,b,c,dのうち少なくとも1つは2以上の整数を示し、a,bがともに0の時、c,dは0でない整数を示す。)で表されるベンジジン誘導体、一般式(7):【化7】(式中、R7 およびR8 は同一または異なって、水素原子またはアルキル基を示し、R9 およびR10は同一または異なって、アルキル基、アルコキシ基、置換基を有してもよいアリール基またはハロゲン原子を示し、R11およびR12は同一または異なって、アルキル基、アルコキシ基またはハロゲン原子を示す。e,f,gおよびhは同一または異なって0〜5の整数を示す。)で表されるベンジジン誘導体、一般式(8):【化8】(式中、R13,R14,R15およびR16は同一または異なるアルキル基を示し、R17,R18,R19およびR20は同一または異なって、水素原子、アルキル基、アルコキシ基、置換基を有してもよいアリール基、またはハロゲン原子を示す。)で表されるベンジジン誘導体、一般式(9):【化9】(式中、R21,R22,R23およびR24は同一または異なるアルキル基を示し、R25,R26,R27およびR28は同一または異なって、水素原子、アルキル基、アルコキシ基、置換基を有してもよいアリール基、またはハロゲン原子を示す。)で表されるベンジジン誘導体、一般式(10):【化10】(式中、R29,R30,R31およびR32は同一または異なって、アルキル基、アルコキシ基、置換基を有してもよいアリール基、またはハロゲン原子を示す。q,r,sおよびtは同一または異なって1〜2の整数を示す。)で表されるo-フェニレンジアミン誘導体およびー般式(11):【化11】(式中、R33,R34,R35およびR36は同一または異なって、アルキル基、アルコキシ基、置換基を有してもよいアリール基、ハロゲン原子、アミノ基またはN-置換アミノ基を示す。u,v,wおよびxは同一または異なって0〜5の整数を示す。)で表されるm-フェニレンジアミン誘導体からなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする電子写真感光体。
IPC (10件):
G03G 5/05 101 ,  C08K 5/18 ,  C08K 5/23 ,  C08K 5/29 ,  C08L 69/00 KKK ,  C09D169/00 PLP ,  G03G 5/06 312 ,  G03G 5/06 342 ,  G03G 5/06 371 ,  G03G 5/06 376
引用特許:
審査官引用 (28件)
  • 電子写真感光体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-077776   出願人:富士ゼロックス株式会社
  • 電子写真感光体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-075520   出願人:富士ゼロックス株式会社
  • 画像形成装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-039343   出願人:富士ゼロックス株式会社
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