特許
J-GLOBAL ID:200903090412333009

制御対象認識装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 健 ,  仁木 一明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-231847
公開番号(公開出願番号):特開2009-063439
出願日: 2007年09月06日
公開日(公表日): 2009年03月26日
要約:
【課題】 自車の走行の障害とならない停止物を対象とする不必要な車両制御が行われるのを防止する。【解決手段】 反射レベルが閾値以上で前回まで制御対象であると認識されていたゲートが、今回制御対象であると認識されなくなったとき、そのゲートを実際に検知されたものと見なして外挿手段が所定回数(5回)を限度に外挿(○参照)するものにおいて、ゲートが静止物であり、かつゲートの前回(タイム4)検知時の反射レベルおよび今回(タイム5)検知時の反射レベルから予測した次回(タイム6)検知時の反射レベルが検知閾値未満(□参照)である場合には、外挿手段が外挿を行う回数の限度を前記5回から2回に減少させるので、自車の接近に伴って反射レベルが急激に低下して制御対象でないと推定されるゲートの外挿回数を減らし、該ゲートに対する不必要な車両制御が行われるのを防止して運転者の違和感を解消することができる。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
所定の時間間隔で所定の検知エリアに向けて電磁波を送信する送信手段(Ra)と、 送信手段(Ra)が送信した電磁波が物体に反射された反射波を受信する受信手段(Rb)と、 前記受信手段(Rb)により受信された反射波のうち検知閾値以上の反射レベルを有する反射波に基づいて物体を検知する物体検知手段(M1)と、 前記物体検知手段(M1)の検知結果に基づいて自車および物体の相対関係を算出する相対関係算出手段(M2)と、 前記相対関係算出手段(M2)により前回算出された相対関係に基づいて今回の相対関係を予測する相対関係予測手段(M3)と、 前記相対関係予測手段(M3)により今回予測された相対関係を前記相対関係算出手段(M2)により今回算出された相対関係と比較することで、前回検知された物体および今回検知された物体が同一物体であることを判定する同一性判定手段(M4)と、 前記同一性判定手段(M4)により同一物体であると判定された回数が所定回数に達した物体を制御対象物体であると認識する制御対象物体認識手段(M5)と、 前記制御対象物体認識手段(M5)により前回まで制御対象であると認識されていた物体が、今回制御対象であると認識されなくなったとき、前記相対関係予測手段(M3)により予測された物体を実際に検知されたものと見なして所定回数を限度に外挿する外挿手段(M6)と、 前記制御対象であると認識された物体が静止物であるか否かを判定する静止物判定手段(M7)と、 前記制御対象であると認識された物体の前回検知時の反射レベルおよび今回検知時の反射レベルから次回検知時の反射レベルを予測する反射レベル予測手段(M8)と、 を備え、 前記外挿手段(M6)は、前記物体が静止物であり、かつ前記予測された反射レベルが前記検知閾値未満の場合に、外挿を行う回数の限度を減少させることを特徴とする制御対象認識装置。
IPC (1件):
G01S 13/93
FI (1件):
G01S13/93 Z
Fターム (10件):
5J070AC02 ,  5J070AC06 ,  5J070AE01 ,  5J070AF03 ,  5J070AH19 ,  5J070AH33 ,  5J070AK13 ,  5J070BB06 ,  5J070BF12 ,  5J070BF16
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (6件)
  • レーダ測距装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-269215   出願人:富士通テン株式会社
  • 車載レーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-241782   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 物体検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-204656   出願人:トヨタ自動車株式会社
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