特許
J-GLOBAL ID:200903091780839539

デジタル復調器及びその復調方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大胡 典夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-134022
公開番号(公開出願番号):特開2000-324192
出願日: 1999年05月14日
公開日(公表日): 2000年11月24日
要約:
【要約】【課題】 従来のデジタル復調器では位相ジッタが変動するような場合には常に適正に補正することはできず、デジタル信号の復調に支障を来たす問題点があった。【解決手段】 ある位相誤差とその次の位相誤差の値の符号を比較することで位相ジッタの量を推定でき、この結果を用いて位相同期回路のループゲインを調節して位相ジッタを低減する。【効果】 入力信号によって位相雑音が変動する場合にも、入力信号の位相雑音の寡多によらず位相ジッタを最低に抑えるループゲインを適応的に得ることができる。
請求項(抜粋):
デジタル変調信号を第1の入力信号、再生搬送波位相を第2の入力信号として、前記第1の入力信号の位相成分から前記第2の入力信号の位相成分を除去した信号を出力するミキサ手段と、このミキサ手段の出力信号の位相と予め与えられた基準位相との位相誤差を検出する位相誤差検出手段と、この位相誤差検出手段の出力を受け、入力された位相ジッタ抑圧制御信号によりゲインが調節されるループフィルタと、このループフィルタの出力によって制御され、発振出力である再生搬送波位相を第2の入力信号として前記ミキサ手段へ供給する数値制御発振器と、前記位相誤差検出手段の出力を受け、ある時点t0の第1のシンボルから求めた位相誤差の正負の符号及び次の時点t0+1の第2のシンボルから求めた位相誤差の正負の符号の反転に応じて前記時点t0+1の第2のシンボルから求めた位相誤差の正負を反転させると共に、これら連続する2時点t0,t0+1での位相誤差が同一符号のとき前記ループフィルタのゲイン量を増加させ、異なる符号のとき前記ループフィルタのゲイン量を減少させる位相ジッタ抑圧制御信号を前記ループフィルタへ供給する制御手段とを備えることを特徴とするデジタル復調器。
IPC (3件):
H04L 27/227 ,  H04L 7/00 ,  H04L 27/22
FI (3件):
H04L 27/22 B ,  H04L 7/00 F ,  H04L 27/22 C
Fターム (13件):
5K004AA05 ,  5K004FA03 ,  5K004FA09 ,  5K004FG02 ,  5K004FH01 ,  5K004FK11 ,  5K004FK13 ,  5K047AA06 ,  5K047EE02 ,  5K047MM13 ,  5K047MM33 ,  5K047MM45 ,  5K047MM60
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 搬送波再生方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-058737   出願人:三菱電機株式会社
  • PLL回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-333478   出願人:富士通株式会社
  • 搬送波再生回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-005216   出願人:日本電気株式会社
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