特許
J-GLOBAL ID:200903094196880372

固体高分子型燃料電池システムの液体燃料脱硫システムとその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 鈴江 武彦 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  蔵田 昌俊 ,  峰 隆司 ,  福原 淑弘 ,  村松 貞男 ,  橋本 良郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-103163
公開番号(公開出願番号):特開2008-262753
出願日: 2007年04月10日
公開日(公表日): 2008年10月30日
要約:
【課題】Niを含む脱硫触媒を用いて高温・高圧状態で脱硫を行い、脱硫器でガスが発生しても液体燃料を安全に改質器に供給する。【解決手段】未脱硫燃料タンク1aの未脱硫灯油をポンプ3により昇圧し、予熱器5、ヒータ15により加熱して脱硫器6で硫黄分を除去し、圧力調整弁7及び燃料供給弁9aを介して流出する脱硫灯油を脱硫燃料タンク1bを経てポンプ4により改質触媒層14に送込む。脱硫器6より未脱硫灯油を未脱硫燃料タンク1aに戻す流路に脱硫器内の圧力が限値を超えると開放する安全弁11又は遮断弁10を設け、圧力調整弁7と燃料供給弁9aとの間の流路を分岐して未脱硫液体燃料タンクに繋がるバイパス流路に、未脱硫灯油を昇圧するポンプの起動時開放し、脱硫器の温度が運転温度に達してから所定時間経過すると閉止する遮断弁9bを設け、前記脱硫燃料タンクは、逆止弁12を介して燃焼器13に繋がるアノード排ガス系に接続される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
硫黄分を含む液体燃料を高圧・高温状態で脱硫して改質器に液体燃料を供給する固体高分子型燃料電池システムの液体燃料脱硫システムにおいて、 未脱硫の液体燃料が収容された未脱硫燃料タンクと、 この未脱硫燃料タンクより流出する未脱硫液体燃料を昇圧するポンプと、 このポンプにより昇圧された未脱硫液体燃料を予熱する予熱器と、 この予熱器により予熱された未脱硫液体燃料が流入し脱硫触媒により硫黄分を除去する脱硫器と、 この脱硫器に設けられ前記予熱器で予熱された未脱硫液体燃料を保温する保温手段と、 前記脱硫器より圧力調整弁及び脱硫燃料供給弁を直列に介して流入する脱硫液体燃料を溜める脱硫燃料タンクと、 この脱硫燃料タンクに溜められた脱硫液体燃料を前記改質器に供給する脱硫燃料ポンプと、 前記脱硫器より未脱硫液体燃料を前記未脱硫燃料タンクに戻す流路に設けられ前記脱硫器内の圧力が限値を超えると開放する安全弁又は逃がし弁と、 前記圧力調整弁と前記脱硫燃料供給弁との間の流路を分岐して前記未脱硫燃料タンクに繋がるバイパス流路に設けられ前記未脱硫液体燃料を昇圧するポンプの起動時に開放し前記脱硫器の温度が運転温度に達してから所定時間経過すると閉止するバイパス弁と、 を備え、 前記脱硫燃料タンクは、逆止弁を介して前記改質器の燃焼器に繋がるアノード排ガス配管に接続されたことを特徴とする固体高分子型燃料電池システムの液体燃料脱硫システム。
IPC (5件):
H01M 8/06 ,  H01M 8/04 ,  H01M 8/10 ,  C01B 3/38 ,  C01B 3/48
FI (6件):
H01M8/06 G ,  H01M8/04 X ,  H01M8/04 Y ,  H01M8/10 ,  C01B3/38 ,  C01B3/48
Fターム (20件):
4G140EA03 ,  4G140EA06 ,  4G140EA07 ,  4G140EB01 ,  4G140EB03 ,  4G140EB32 ,  4G140EB35 ,  4G140EB42 ,  4G140EB43 ,  4G140EB47 ,  5H026AA06 ,  5H026EE18 ,  5H026HH03 ,  5H026HH08 ,  5H026HH09 ,  5H027AA06 ,  5H027BA01 ,  5H027KK05 ,  5H027KK10 ,  5H027KK41
引用特許:
出願人引用 (7件)
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