特許
J-GLOBAL ID:200903094810160241

鉄道車両用振動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-120924
公開番号(公開出願番号):特開平9-286331
出願日: 1996年04月18日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】 簡易な構成で、自転運動、上、下中心ロール運動により発生する横方向絶対速度成分を分離、検出して、台車上部車体重心における純粋な絶対横速度を求めることにより、良好な振動抑制制御を行う。【解決手段】 前側上部絶対横加速度センサ8FU及び前側底部絶対横加速度センサ8FLの検出データをコントローラ9が積分処理して上部、底部絶対横速度を求める。上部、底部絶対横速度に基づいて、自転速度成分、上中心ロール速度成分、下中心ロール速度成分を求め、その各速度成分を考慮して車体の純粋絶対横速度(横推移)を検出し、この純粋絶対横速度に基づいて前側のダンパの減衰力を調整するので、横運動の低減を確実に果たすことができる。また、上部、底部絶対横速度に基づいて、自転速度成分、上中心ロール運動、下中心ロール運動を検出することにより、自転速度成分、上中心ロール運動、下中心ロール運動の低減が図れる。
請求項(抜粋):
車体の前後それぞれに設けられた前後一対の台車と、前記車体と前記一対の台車との間に設けられ、車体の台車に対する左右方向の移動に対して減衰力を発生し、縮み側の減衰力が小さい値のとき、伸び側の減衰力を大きい値とし、伸び側の減衰力が小さい値のとき、縮み側の減衰力を大きい値とする減衰力可変型ダンパと、前記台車の鉛直線上にある台車上部車体重心における絶対横速度を検出する絶対横速度検出手段と、該絶対横速度検出手段の検出結果に基づいて、前記車体が左右方向一側へ移動しているときに前記車体が前記台車に対する一側への相対移動に対して減衰力を大きい値とするように調整するコントローラと、を備えたことを特徴とする鉄道車両用振動制御装置。
IPC (2件):
B61F 5/24 ,  F16F 15/02
FI (2件):
B61F 5/24 F ,  F16F 15/02 B
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (12件)
  • 鉄道車両の横振れ制振用ダンパおよび制振システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-261173   出願人:財団法人鉄道総合技術研究所, カヤバ工業株式会社
  • 特開平4-278878
  • キヤブの姿勢制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-092098   出願人:いすゞ自動車株式会社
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