特許
J-GLOBAL ID:200903098127153510

トナーの製造方法及び表面改質装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 渡辺 敬介 ,  山口 芳広
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-187649
公開番号(公開出願番号):特開2006-011017
出願日: 2004年06月25日
公開日(公表日): 2006年01月12日
要約:
【課題】 トナーの高球形化度を保持し微粉分級効率の高いトナーの製造方法を提供することにある。【解決手段】 少なくとも結着樹脂、ワックス及び着色剤を含有する組成物を溶融混練し、得られた混練物を冷却固化し、冷却固化物を微粉砕して微粉砕物を得る工程及び得られた微粉砕物を表面改質と分級を同時処理したトナー粒子を得る工程を有するトナーの製造方法において、該表面改質及び分級を同時処理する工程が、円筒状の回分式の表面改質装置を用いて行なわれ、該表面改質装置は、本体ケーシング30、投入部37、分級手段35、微粉排出部45、表面改質手段32,33及び第一の空間47と第二の空間48に仕切る案内手段36、並びに排出部40を有するものであることを特徴とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
少なくとも結着樹脂、ワックス及び着色剤を含有する組成物を溶融混練し、得られた混練物を冷却固化し、冷却固化物を微粉砕して微粉砕物を得る工程及び得られた微粉砕物を表面改質と分級を同時処理したトナー粒子を得る工程を有するトナーの製造方法において、 該表面改質及び分級を同時処理する工程が、円筒状の回分式の表面改質装置を用いて行なわれ、 該表面改質装置は、円筒形状の本体ケーシング、該微粉砕物を本体ケーシング内に投入する投入部、該本体ケーシング内に投入された微粉砕物から所定粒径以下の微粉を装置外へ連続的に排出除去する分級手段、該分級手段によって除去された微粉を本体ケーシング外に排出する微粉排出部、該微粉が除去された被処理粒子を機械式衝撃力を用いて表面処理する為の該分級手段の回転方向と同方向に回転する表面改質手段及び該分級手段と該表面処理手段との間の空間を該分級手段へ導入される前の第一の空間と該分級手段により微粉を分級除去された粒子を該表面処理手段へ導入するための第二の空間に仕切る案内手段、並びに該分級手段によって所定粒径以下の微粉が除去され、且つ該表面改質手段によって表面改質処理が行なわれた被処理粒子を表面改質粒子として本体ケーシング外に排出する排出部を有し、該微粉砕物は第一の空間に導入され、該分級手段により所定粒径以下の微粉を装置外へ連続的に排出除去しながら、第二の空間を経由して、機械式衝撃力を用いる該表面処理手段へ導入して表面改質処理を行い、再び第一の空間へ循環させることにより、一定時間分級と機械式衝撃力を用いる表面改質処理を繰り返すことにより、所定粒径以下の微粉が除かれた、表面改質処理粒子を得るものであり、 前記投入部は本体ケーシングの側面上に形成されており、該表面改質装置の本体ケーシング中心線に対して、垂直でかつ投入口の中心を通る平面において投入口と連通する投入管の内面とケーシング内面との交点(M)と本体ケーシング中心点(O)とを結ぶ直線と投入管の内面とのなす角度をXとした場合、Xの値が60.0度以上90.0度以下であることを特徴とするトナーの製造方法。
IPC (2件):
G03G 9/087 ,  B07B 7/08
FI (2件):
G03G9/08 381 ,  B07B7/08
Fターム (7件):
2H005AA15 ,  2H005AB04 ,  2H005AB09 ,  4D021AA13 ,  4D021CA12 ,  4D021FA22 ,  4D021HA10
引用特許:
出願人引用 (8件)
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