特許
J-GLOBAL ID:200903098266889297

ヒンジ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 昇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-097995
公開番号(公開出願番号):特開2002-295446
出願日: 2001年03月30日
公開日(公表日): 2002年10月09日
要約:
【要約】【課題】 係止機構が一体に組み込まれ、しかも閉位置から開位置側へ強制回動させても係止機構が破損することのないヒンジ装置を提供する。【解決手段】 コイルばね(図示せず)によって回動付勢された可動部材6の一端面に係合凹部64を形成する。係合凹部66の深さは、球体10がコイルばねの付勢力によっては抜け出ることができない深さにする。この結果、球体10は、可動部材6がコイルばねによって回動させられるのを阻止する。ただし、球体10は、手動で可動部材6を回動させると、係合凹部64から抜け出る。それによって、可動部材6の係止状態を解除する。
請求項(抜粋):
二つの物品を回動軸線を中心として閉位置と開位置との間で回動可能に連結するヒンジ軸と、上記二つの物品のうちの一方の物品に回動不能にかつ上記回動軸線方向へ移動不能に設けられた第1ヒンジ部材と、上記第1ヒンジ部材と上記回動軸線方向に対向して配置され、上記二つの物品のうちの他方の物品に回動不能にかつ上記回動軸線方向へ移動可能に設けられた第2ヒンジ部材と、上記二つの物品間に設けられ、上記二つの物品を閉位置側から開位置側へ回動付勢する回動付勢手段と、上記二つの物品が閉位置に位置するように上記第1、第2ヒンジ部材を回動不能に係止する係止機構と、上記係止機構による上記第1、第2ヒンジ部材の係止状態を解除して上記第1、第2ヒンジ部材の回動を許容する係止解除機構とを備えたヒンジ装置において、上記係止機構が、上記第1、第2ヒンジ部材の間に上記回動軸線を中心として周方向に離れて配置された複数の係合部材、上記第2ヒンジ部材を上記回動軸線に沿って上記第1ヒンジ部材側へ付勢し、上記第2ヒンジ部材を上記係合部材を介して上記第1ヒンジ部材に押し付ける直動付勢手段を有し、上記第1ヒンジ部材には、上記係合部材を上記第1ヒンジ部材に回動不能に、かつ径方向へ移動可能に連結するガイド部が設けられ、上記第2ヒンジ部材には上記第1ヒンジ部材側に向かって立ち上がり、上記回動軸線を中心とする径方向に沿って高さが変化する係止部が設けられ、上記係合部材が上記係止部の高い部分によって係止されることにより、上記第1、第2ヒンジ部材の閉位置から開位置側へ回動が阻止され、上記係止解除機構が、第1の位置と第2の位置との間を外部から操作作可能な操作部材、及びこの操作部材の第1の位置から第2の位置側への移動に応じて上記複数の係合部材を上記係止部の高い側から低い側へ移動させる移動手段を有し、上記係止部の高さが低い側では上記係合部材が上記回動付勢手段の付勢力によって上記係止壁部を乗り越えることができるように構成されていることを特徴とするヒンジ装置。
IPC (2件):
F16C 11/10 ,  H04M 1/02
FI (2件):
F16C 11/10 C ,  H04M 1/02 C
Fターム (13件):
3J105AA02 ,  3J105AA03 ,  3J105AA12 ,  3J105AB14 ,  3J105AB22 ,  3J105AB48 ,  3J105AC07 ,  3J105DA15 ,  3J105DA23 ,  5K023AA07 ,  5K023BB26 ,  5K023DD08 ,  5K023RR09
引用特許:
出願人引用 (7件)
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