特許
J-GLOBAL ID:200903098491793916

黄斑色素のラマン画像を作成する方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 社本 一夫 ,  増井 忠弐 ,  小林 泰 ,  千葉 昭男 ,  富田 博行 ,  竹内 茂雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-558460
公開番号(公開出願番号):特表2005-514137
出願日: 2002年12月30日
公開日(公表日): 2005年05月19日
要約:
黄斑色素のような、生物組織中のカロチノイドおよび関連する化学物質のラマン画像を作成する方法と装置が提供される。本方法および装置は、共鳴ラマン分光法の技法を利用して、組織中のカロチノイドおよび同様な物質の水準の画像を作成する。この技法では、光が、眼球の網膜のような、対象とする組織領域上に向けられる。散乱光のわずかな部分が、非弾性的に散乱され、入射光とは異なる振動数にあるカロチノイドのラマン信号を生成する。ラマン信号は、非弾性散乱光中のラマン信号の空間位置と強度を決定するために、回収され、濾過され、かつ分析される。次いで、ラマン信号の画像は、出力装置上に作成され、その画像は、組織中のカロチノイドの空間分布と濃度水準を表す。
請求項(抜粋):
黄斑カロチノイドの空間分布と濃度水準の画像を作成する方法であって、 1つまたは複数の検出すべき黄斑カロチノイドに関する波長変化を伴うラマン応答を引き起こす波長にある光を発生する光源を入手するステップと、 黄斑カロチノイド水準を測定すべき眼球の黄斑組織上に前記光源からの光を向けるステップと、 前記黄斑組織から散乱された光を回収するステップであって、前記散乱光は、弾性散乱光および非弾性散乱光を含み、前記非弾性散乱光は、前記1つまたは複数の黄斑カロチノイドに対応する複数のラマン信号を有する、回収するステップと、 前記弾性散乱光を選択的に除去するステップと、 前記非弾性散乱光の中の前記ラマン信号の空間位置と強度を分析するステップと、 前記ラマン信号の画像を作成するステップであって、前記画像は、前記黄斑組織中の前記1つまたは複数の黄斑カロチノイドの空間分布と濃度水準を表す、作成するステップとを含む方法。
IPC (3件):
A61B3/12 ,  A61B3/10 ,  G01N21/65
FI (3件):
A61B3/12 E ,  G01N21/65 ,  A61B3/10 R
Fターム (18件):
2G043AA01 ,  2G043BA16 ,  2G043EA03 ,  2G043GA02 ,  2G043GB19 ,  2G043HA01 ,  2G043HA05 ,  2G043HA09 ,  2G043HA15 ,  2G043JA02 ,  2G043JA03 ,  2G043KA02 ,  2G043KA03 ,  2G043KA05 ,  2G043KA09 ,  2G043LA01 ,  2G043LA03 ,  2G043NA05
引用特許:
審査官引用 (7件)
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