特許
J-GLOBAL ID:200903099103232980

補填用人工骨設計システム及びそれを用いた補填用人工骨の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-309759
公開番号(公開出願番号):特開2001-087258
出願日: 1999年09月24日
公開日(公表日): 2001年04月03日
要約:
【要約】【課題】 機械的な鏡映コピーを行う場合と比較して、欠損部への適合性がはるかに良好な外面形状を有する人工骨の設計が可能な、補填用人工骨設計システムと、それを用いた補填用人工骨の製造方法とを提供する。【解決手段】 顔面中央位置にて頭蓋骨を左右両部分に分割する鏡映基準面MSPを設定し、設定された鏡映基準面MSPに関して片側に存在する欠損部400、又は左右非対象な形状にて両側にまたがって存在する欠損部400を少なくとも部分的に補填するために、骨部外形線15を形成する点群データのうち補填すべき欠損部400に対応するものを、鏡映基準面MSPに関して鏡映コピーすることにより、そのコピーされた点群データを補填部外形線データとして生成する。そして、鏡映コピーにより生成される補填部外形線125’が、補填すべき欠損部400の周囲に存在する健常部の外形形状に適合するように、点群データのコピー先の位置を補正する。
請求項(抜粋):
人体断層画像に基づいて頭蓋骨欠損部を埋める補填用人工骨を設計するシステムにおいて、頭部軸線方向の互いに異なる複数の断層位置にて撮影された断層画像のそれぞれにおいて、頭蓋骨部の画像領域を抽出する頭蓋骨部領域抽出手段と、その抽出された頭蓋骨部候補領域に基づいて、最終的に頭蓋骨部として定めるべき領域の外形線情報である骨部外形線情報を、所定間隔の点群データとして生成する骨部外形線情報生成手段と、各断層位置毎の骨部外形線情報に基づいて、前記頭蓋骨の欠損部の三次元形状データを生成する三次元形状データ生成手段とを備え、前記三次元形状データ生成手段は、顔面中央位置にて頭蓋骨を左右両部分に分割する鏡映基準面を設定する鏡映基準面設定手段と、その設定された鏡映基準面に関して片側に存在する欠損部、又は左右非対象な形状にて両側にまたがって存在する欠損部を少なくとも部分的に補填するために、骨部外形線を形成する点群データのうち補填すべき欠損部に対応するものを、前記鏡映基準面に関して鏡映コピーすることにより、そのコピーされた点群データを補填部外形線データとして生成する補填部外形線データ生成手段と、前記鏡映コピーにより生成される補填部外形線が、補填すべき欠損部の周囲に存在する健常部の外形形状に適合するように、前記点群データのコピー先の位置を補正する鏡映コピー補正手段とを備え、その補正された点群データによる補填部外形線データに基づいて、前記欠損部を補填する人工骨外面の三次元形状データを生成することを特徴とする補填用人工骨設計システム。
IPC (3件):
A61B 6/03 ,  G06F 17/50 ,  A61F 2/28
FI (3件):
A61B 6/03 ,  A61F 2/28 ,  G06F 15/60 680 Z
Fターム (12件):
4C093AA22 ,  4C093CA50 ,  4C093FF15 ,  4C093FF16 ,  4C097AA01 ,  4C097BB10 ,  4C097CC01 ,  4C097SC10 ,  5B046EA09 ,  5B046FA02 ,  5B046FA03 ,  5B046FA18
引用特許:
出願人引用 (10件)
全件表示
審査官引用 (10件)
全件表示

前のページに戻る