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J-GLOBAL ID：201002225917148494   整理番号：10A1069439

メダカ脳におけるプロテアソーム阻害はParkinson病の性質を誘発する

Proteasome inhibition in medaka brain induces the features of Parkinson’s disease

著者 (11件)： MATSUI Hideaki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  MATSUI Hideaki (JST-CREST, Kawaguchi, JPN) ,  ITO Hidefumi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TANIGUCHI Yoshihito (JST-CREST, Kawaguchi, JPN) ,  TANIGUCHI Yoshihito (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  INOUE Haruhisa (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  INOUE Haruhisa (JST-CREST, Kawaguchi, JPN) ,  TAKEDA Shunichi (JST-CREST, Kawaguchi, JPN) ,  TAKEDA Shunichi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TAKAHASHI Ryosuke (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TAKAHASHI Ryosuke (JST-CREST, Kawaguchi, JPN)
資料名： Journal of Neurochemistry  (Journal of Neurochemistry)
巻： 115  号： 1  ページ： 178-187  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： B0504B  ISSN： 0022-3042  CODEN： JONRA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 筆者らは既報で,メダカを用いてParkinson病(PD)の遺伝的及び毒素誘発モデルを作製した。本研究では,メダカ髄液内に微小ガラスピペットを用いて各種薬物を注入し,ニューロン及び自発運動に及ぼす影響を検討した。プロテアソーム阻害剤のラクトスタチンまたはエポキソミシン投与により,プロテアソーム活性が低下し,ユビキチン化蛋白質が上昇し,ドーパミン作動性ニューロン及びノルアドレナリン作動性ニューロンが選択的に消失した。ラクトスタチン投与メダカは,自発運動が低下した。ラクトスタチン投与マウスでは,PDの特徴である封入体が認められた。6-ヒドロキシドーパミン投与では,ドーパミン作動性ニューロンは消失したが,封入体は産生されなかった。メダカ髄液内へのプロテアソーム阻害剤投与によりPD様の症状が誘発されることが確認された。

シソーラス用語： メダカ ,  *プロテアソーム ,  プロテイナーゼ阻害剤 ,  抗腫瘍薬 ,  分子標的治療薬 ,  *Parkinson病 ,  酵素活性度 ,  免疫染色 ,  電子顕微鏡観察 ,  ニューロン ,  病態モデル ,  *脳 ,  封入体 ,  カテコールアミン ,  第一アミン ,  ドーパミン作動性ニューロン ,  ノルアドレナリン作動性ニューロン ,  プロテアソーム阻害剤 ,  カダヤシ目

分類 (2件)： 神経の基礎医学  (GN01020W) ,  酵素生理  (EJ02020P)

物質索引 (4件)： 6-ヒドロキシドーパミン ,  エポキソミシン ,  ドーパミン ,  ラクタシスチン

タイトルに関連する用語 (6件)： メダカ ,  脳 ,  プロテアソーム阻害 ,  Parkinson病 ,  性質 ,  誘発