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J-GLOBAL ID:201002231064054648   整理番号:10A0446858

スピン標識とパルスEPRで明らかになった筋肉細線維でのトロポニンのスイッチ作用

Switch Action of Troponin on Muscle Thin Filament as Revealed by Spin Labeling and Pulsed EPR
著者 (6件):
資料名:
巻: 285  号: 14  ページ: 10671-10677  発行年: 2010年04月02日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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筋収縮の調節に関わるトロポニンI(TnI)とトロポニンC(TnC)の相互作用を,両蛋白質に導入したスピンでパルス電子電子二重共鳴(PELDOR)により分子間距離を測定することで解析した。Ca2+存在下でTnT上にあるTnCの44番残基(TnC44)とTnIの133番残基(TnI133)の距離は平均42Åであり,半値幅9Åの狭い分布を示したので,TnIの制御領域がTnCのN末側に結合していると示唆された。TnC61-TnI133は38Å(半値幅12Å),TnC98-TnI133は22Å(半値幅3.4Å)であり,既報の結晶構造からの値と同様だった。アクチン線維に結合したトロポニンでも同様の値だった。それに対して,Ca2+非存在下では,これらの距離は20~80Åでばらつきを増大したので,制御領域がTnCから解離したと推測され,アクチン線維との結合でさらに距離が離れた。これらの結果は,TnIの制御領域が分子スイッチとしてTnCに結合し,TnIの阻害領域がCa2+存在下でアクチンから離れて繋ぎとめられていることを支持した。
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分類 (1件):
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筋収縮,筋弛緩のエネルギー代謝 
タイトルに関連する用語 (5件):
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