文献

J-GLOBAL ID：201002237029719252   整理番号：10A0609394

地球周回軌道上での宇宙塵捕集法とその有機物分析法の検討

著者 (19件)： 伏見英彦 (横浜国大 大学院) ,  河合純 (横浜国大 大学院) ,  平子智章 (横浜国大 大学院) ,  大林由美子 (横浜国大 大学院) ,  金子竹男 (横浜国大 大学院) ,  小林憲正 (横浜国大 大学院) ,  三田肇 (福岡工大 工) ,  藪田ひかる (大阪大 大学院) ,  今井栄一 (長岡技科大) ,  奥平恭子 (会津大) ,  田端誠 (JAXA) ,  長谷川直 (JAXA) ,  河合秀幸 (千葉大 大学院) ,  丸茂克美 (産業技術総合研) ,  橋本博文 (JAXA) ,  矢野創 (JAXA) ,  山下雅道 (JAXA) ,  横堀伸一 (東薬大 生命) ,  山岸明彦 (東薬大 生命)
資料名： Viva Origino  (Viva Origino)
巻： 38  号： Supplement  ページ： 26  発行年： 2010年03月01日 
JST資料番号： X0862A  ISSN： 0910-4003  CODEN： VIORE6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 宇宙塵は,地球上での汚染の影響を考えると宇宙空間直接捕獲することが望まれる。そこで低密度エアロゲルを用いた国際宇宙ステーション(ISS)高度でのダスト捕獲と有機物曝露実験を計画している。その予備実験として,ダスト捕獲材であるエアロゲルをターゲットとして2段式軽ガス銃を用いて,8種のアミノ酸(アスパラギン酸,グリシン,α-アミノイソ酪酸,イソバリン,ロイシン,チロシン,フェニルアラニン,ヒスチジン)に重粒子線照射を行った。重粒子線照射後に,遊離アミノ酸の溶液状態においてフェニルアラニンなどの構造の複雑なアミノ酸ほど回収率が減少する傾向にあった。また粘土鉱物に混合したサンプルでは,混合しないものと比較してわずかにアミノ酸回収率の減少抑制が見られた。

シソーラス用語： 宇宙塵 ,  *アミノ酸 ,  *重イオン照射 ,  エアロゲル ,  回収率 ,  粘土鉱物 ,  隕石 ,  宇宙ステーション ,  銃 ,  検出 ,  γ線照射 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  第一アミン ,  フェノール類 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族化合物 ,  分枝鎖アミノ酸
準シソーラス用語： ガス銃 ,  国際宇宙ステーション ,  *重粒子線照射

分類 (3件)： 生命の起源と前生物学  (EC03020B) ,  アミノ酸  (CF10070V) ,  その他の物質の放射線による構造と物性の変化  (BK16124V)

物質索引 (8件)： α-アミノイソ酪酸 ,  アスパラギン酸 ,  イソバリン ,  グリシン ,  チロシン ,  ヒスチジン ,  フェニルアラニン ,  ロイシン

タイトルに関連する用語 (5件)： 地球 ,  軌道 ,  宇宙塵 ,  捕集 ,  有機物分析