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J-GLOBAL ID:201002237931930730   整理番号:10A0390101

活性酸素種の選択的検出のための化学ルミネセンス試薬

Evaluation of chemiluminescence reagents for selective detection of reactive oxygen species
著者 (9件):
資料名:
巻: 665  号:ページ: 74-78  発行年: 2010年04月14日 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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活性酸素種(ROS)の選択的検出のための,化学ルミネセンス(CL)試薬を評価するため,6種のROS(活性酸素陰イオン:O2*-,ヒドロキシラジカル:*OH,過酸化水素:H2O2,,次亜塩素酸塩陰イオン:ClO-,一重項酸素:1O2,及び一酸化窒素:NO)に対して20種のCL試薬(3種のルミノール誘導体,2種のイミダゾピラジノン誘導体,8種のロフィン誘導体,6種のアクリジニウムエステル誘導体,ルシゲニン)のCL応答を包括して測定した。選択の結果9種のCL試薬は選択的にO2*-を検出したが,1種のCL試薬は選択的に*OHを検出した。しかしCL試薬中でH2O2,ClO-,1O2,NOを選択的に検出するものはなかった。今回の選択の結果は,異なったROSの選択的定量に最適なCL試薬を選ぶのに役立つと思われる。応用研究として,アクリジニウムエステル誘導体の1つである,4-メトキシフェニル-10-メチルアクリジニウム-9-カルボン酸(MMAC)はO2*-の検出に対して高い選択性を示し,それ故スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)活性の調査に応用した。開発したCL調査の動的範囲と検出限界は各々0.1~10U/mL及び0.06U/mLである。MMACを用いたCL調査と,2-(4-ヨードフェニル)-3(4-ニトロフェニル)-5-(2,4-ジスルホフェニル)-2H-テトラゾリウムナトリウム塩を用いた分光光度計調査の間には,有意な相関(r=0.997)が観測された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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無機物質の物理分析一般  ,  有機化合物のルミネセンス 
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