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J-GLOBAL ID:201002287724546013   整理番号:10A0489539

コイ(Cyprinus carpio)のミオシンの熱変性とアクチンの塩誘発変性のクエン酸ナトリウムによる抑制

Suppression of thermal denaturation of myosin and salt-induced denaturation of actin by sodium citrate in carp (Cyprinus carpio)
著者 (2件):
資料名:
巻: 122  号:ページ: 997-1002  発行年: 2010年10月15日 
JST資料番号: H0766A  ISSN: 0308-8146  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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筋原線維のミオシンとアクチンの変性に対するクエン酸ナトリウム(Na-citrate)の影響を検討した。クエン酸ナトリウムは,コイミオシンのCa2+-ATPアーゼの熱的失活を濃度依存的に著しく抑制した。その影響はソルビトールのそれより大きかった。同様な影響は,ミオシンがF-アクチン結合によって安定化されているミオフィブリルで観察された。クエン酸ナトリウムはNaClより低濃度でミオフィブリルを溶解した。にも係わらず,1Mクエン酸ナトリウムはミオフィブリル中のF-アクチンを変性できなかった。一方,1MNaClをF-アクチンをほとんど完全に変性した。クエン酸ナトリウムは,NaClによって誘発されたF-アクチン変性を抑制した。ソルビトールは,F-アクチン変性に対するそのような保護効果を示さなかった。さらに,クエン酸ナトリウムは,ソルビトールより低い濃度でミオフィブリルの凍結変性を抑制した。このように,クエン酸ナトリウムはソルビトールより優れていることが証明された。クエン酸ナトリウム単独ですり身の凍結保護物質としてのソルビトール,熱的ゲル産生におけるミオフィブリルの溶解剤としてのNaClに代替できることが示唆された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
蛋白質・ペプチド一般  ,  脂肪族カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸 

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