特許
J-GLOBAL ID:201003014665005400
自動二輪車の制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-055421
公開番号(公開出願番号):特開2010-209758
出願日: 2009年03月09日
公開日(公表日): 2010年09月24日
要約:
【課題】メインクラッチの操作を行わずに変速する際、フリーギヤとシフトギヤ間に回転変位を発生させ、シフトギヤの摺動を容易なものとし、ギヤ抜けの状態から再びフリーギヤとシフトギヤの連結を確実に行って変速するようした自動二輪車の制御装置を提供する。【解決手段】運転者から変速指示がなされたと判定され(S18)、かつメインクラッチが連結状態と判定されたとき(S28)、変速機20のドッグクラッチの荷重を低減させうる第1の所定時間CTATSINTVを内燃機関のスロットル開度θTHと内燃機関の回転数NEから算出し(S38)、内燃機関16の出力を第1の所定時間低下させる内燃機関出力低下処理を実行すると共に(S40〜S48)、第1の所定時間が経過した後に設定される第2の所定時間CTATSINTG内に、変速機20の変速段が不確定と判定されるとき(S50,S52)、内燃機関出力低下処理を再実行する(S48)。【選択図】図3
請求項(抜粋):
内燃機関の出力を駆動輪に伝達するメインクラッチおよび常時噛合ドッグクラッチ式の変速機と、運転者に操作されて変速指示を入力するシフトレバーと、前記シフトレバーの操作に応じて回転して前記変速機の変速段を切り換えるシフトドラムと、前記メインクラッチの状態が前記内燃機関の出力を前記変速機に伝達させる連結状態で前記変速指示が入力されるとき、前記内燃機関の前記変速機への出力を制御して前記変速機の変速操作を行う機関出力制御手段とを備えた自動二輪車の制御装置において、前記シフトレバーの操作を介して変速指示がなされたか否か判定する変速指示判定手段と、前記メインクラッチの連結状態を検出するメインクラッチ連結状態検出手段と、前記シフトドラムの回転位置を検出することで前記変速機の変速段を判定する変速段判定手段とを備えると共に、前記機関出力制御手段は、前記変速指示がなされたと判定され、かつ前記メインクラッチが連結状態であると判定されたとき、前記変速機のドッグクラッチの荷重を低減させうる第1の所定時間を前記内燃機関のスロットル開度および前記内燃機関の回転数から算出し、前記内燃機関の出力を低下させる内燃機関出力低下処理を前記第1の所定時間実行すると共に、前記第1の所定時間が経過した後に設定される第2の所定時間内に、前記変速段判定手段によって前記変速機の変速段が不確定と判定されるとき、前記内燃機関出力低下処理を再実行することを特徴とする自動二輪車の制御装置。
IPC (4件):
F02D 29/00
, F02D 45/00
, F16H 63/40
, F16H 63/18
FI (5件):
F02D29/00 F
, F02D29/00 H
, F02D45/00 312M
, F16H63/40
, F16H63/18
Fターム (42件):
3G093AA02
, 3G093AA04
, 3G093CB08
, 3G093DA01
, 3G093DA06
, 3G093DB11
, 3G093DB23
, 3G093EA01
, 3G093EB03
, 3G384AA27
, 3G384BA01
, 3G384BA43
, 3G384CB06
, 3G384FA04Z
, 3G384FA54Z
, 3G384FA56Z
, 3G384FA72Z
, 3G384FA73Z
, 3J067AA13
, 3J067AB01
, 3J067AC05
, 3J067BA17
, 3J067BB02
, 3J067BB04
, 3J067BB11
, 3J067BB14
, 3J067CA32
, 3J067FB45
, 3J067FB71
, 3J067FB85
, 3J067GA05
, 3J552MA04
, 3J552MA13
, 3J552NA08
, 3J552NB01
, 3J552PA20
, 3J552PA61
, 3J552RA02
, 3J552SA26
, 3J552UA03
, 3J552UA08
, 3J552VA74W
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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