特許
J-GLOBAL ID:201003020109925834

基地局制御装置及び基地局連携通信制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 棚井 澄雄 ,  志賀 正武 ,  佐伯 義文 ,  大房 直樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-085591
公開番号(公開出願番号):特開2010-239417
出願日: 2009年03月31日
公開日(公表日): 2010年10月21日
要約:
【課題】複数の基地局が連携して移動局と通信を行う基地局連携通信が可能な範囲を拡充すると共に、無線通信の状況に応じた基地局連携通信を行うことを図る。【解決手段】基地局の種類として、基地局連携通信の主たる制御を行うマスタ基地局と基地局連携通信の従たる制御を行うスレーブ基地局とが定義されてあり、基地局1毎に基地局連携部10を設け、基地局連携部10は、自基地局がマスタ基地局である場合において、シングルサイト接続を行う移動局が基地局連携通信の対象になり得るときは、スレーブ基地局との間で、当該移動局に係る基地局連携通信を試みるものであって、当該移動局に係るシングルサイト接続容量の評価値と、前記スレーブ基地局と自基地局に係るマルチサイト接続容量の評価値とに基づいて、前記スレーブ基地局との基地局連携通信を行うか否かを判断する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数の基地局を配置し、各基地局の通信エリアによって連続的な通信サービスエリアを構築するセルラ移動通信システムにおいて、基地局毎に設けられる基地局制御装置であって、 各基地局制御装置が通信ネットワークを介して相互に通信可能なように構成されてなり、 複数の基地局が連携して移動局と通信を行う基地局連携通信の制御を、該基地局連携通信に係る基地局の基地局制御装置同士が協調して行うものであり、 基地局の種類として、基地局連携通信の主たる制御を行うマスタ基地局と基地局連携通信の従たる制御を行うスレーブ基地局とが定義されてあり、 前記基地局制御装置は、 隣接する基地局同士が同時にマスタ基地局にならないように定められた基地局共通の規則に従って、自基地局がマスタ基地局であるか、又は、スレーブ基地局であるかを判断する基地局種類判断手段と、 シングルサイト接続を行う移動局を選択するシングルサイト接続対象選択手段と、 マルチサイト接続を行う移動局を選択するマルチサイト接続対象選択手段と、 自基地局の種類に応じて、基地局連携通信に係る基地局の基地局制御装置間で、基地局連携通信の調整を行う基地局連携通信調整手段と、を備え、 前記基地局連携通信調整手段は、 自基地局がマスタ基地局である場合において、前記シングルサイト接続対象選択手段が選択した移動局が基地局連携通信の対象になり得るときは、スレーブ基地局との間で、当該移動局に係る基地局連携通信を試みるものであって、当該移動局に係るシングルサイト接続容量の評価値と、前記スレーブ基地局と自基地局に係るマルチサイト接続容量の評価値とに基づいて、前記スレーブ基地局との基地局連携通信を行うか否かを判断する、 ことを特徴とする基地局制御装置。
IPC (1件):
H04W 92/20
FI (1件):
H04Q7/00 692
Fターム (6件):
5K067AA21 ,  5K067DD19 ,  5K067DD24 ,  5K067EE02 ,  5K067EE10 ,  5K067HH22
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
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