特許
J-GLOBAL ID:201003020544872017

火花点火内燃機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 橋本 剛 ,  小林 博通 ,  富岡 潔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-261191
公開番号(公開出願番号):特開2010-090795
出願日: 2008年10月08日
公開日(公表日): 2010年04月22日
要約:
【課題】火花点火内燃機関におけるノッキングを確実に回避するとともに、熱効率を向上させる。【解決手段】内燃機関は一対の排気弁8および一対の吸気弁7を備えるとともに、燃焼室1のほぼ中心位置に第1点火プラグ9を備え、かつタンブル流の強度を可変制御するタンブル制御弁を備える。所定の点火時期に第1点火プラグ9で点火を行うが、タンブル流による一対の渦T1,T2によって火花点火後の火炎伝播21が歪み、燃焼室1の吸気弁7寄りにエンドガス領域22が残存する。このエンドガス領域22に対応して第2点火プラグ12が配置されており、第1点火プラグ9から適宜な位相差の遅れで点火することにより、ノッキングとなる前に火花点火燃焼させる。エンドガス領域22を積極的に形成することで、確実にノッキング回避が行える。【選択図】図3
請求項(抜粋):
少なくとも1つの排気弁および一対の吸気弁を備えるとともに、燃焼室のほぼ中心位置に第1の点火プラグを備え、かつ上記吸気弁から流入する吸気流により燃焼室内に一対のタンブル流が生成される火花点火内燃機関であって、 上記タンブル流によって上記点火プラグによる火花点火後の火炎伝播を歪ませて、燃焼室の吸気弁寄りの周縁部にエンドガス領域を残存させるようにするとともに、このエンドガス領域に対応して第2の点火プラグを備え、 この第2の点火プラグを上記第1の点火プラグから遅れて点火し、上記エンドガス領域をノッキング前に火花点火することを特徴とする火花点火内燃機関。
IPC (6件):
F02P 15/08 ,  F02B 23/08 ,  F02B 31/00 ,  F02D 43/00 ,  F02P 5/152 ,  F02P 5/153
FI (9件):
F02P15/08 301F ,  F02B23/08 M ,  F02B31/00 301F ,  F02D43/00 301B ,  F02D43/00 301U ,  F02P15/08 301C ,  F02B31/00 301A ,  F02B31/00 301B ,  F02P5/15 D
Fターム (20件):
3G019AB01 ,  3G019AB07 ,  3G019BB13 ,  3G019BB15 ,  3G019GA14 ,  3G022AA08 ,  3G022EA02 ,  3G023AA01 ,  3G023AA06 ,  3G023AB02 ,  3G384AA01 ,  3G384AA10 ,  3G384BA21 ,  3G384BA24 ,  3G384CA04 ,  3G384DA02 ,  3G384DA55 ,  3G384EB01 ,  3G384EB02 ,  3G384EB04
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 実開平4-125627号公報
審査官引用 (8件)
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