特許
J-GLOBAL ID:201003033603300299

インクジェット記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-255229
公開番号(公開出願番号):特開2010-083021
出願日: 2008年09月30日
公開日(公表日): 2010年04月15日
要約:
【課題】ノズル付近のインク増粘による吐出不良を抑制しつつ、脱気された良好なインクをインクジェットヘッドに供給して、吐出安定性を向上させる【解決手段】供給サブタンク120の液体室122からヘッド50を経由して回収サブタンク130の液体室132にインクを循環させることにより、インク増粘による吐出不良を抑制するとともに、ヘッド50を経由せずに供給サブタンク120の液体室122の内部の液体を循環させる循環経路として、各サブタンク120、130の液体室122、132間を接続するバイパス流路180を設け、更に、前記循環経路の途中に脱気装置144を設けたことにより、ヘッド50の吐出状態や循環するインク量に左右されることなく、インク中の溶存気体の除去を促進させることができ、気泡による吐出不良も抑制することができる。この結果、ヘッド50の吐出安定性が向上する。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
内部に液体が貯留されるタンクと、 前記タンク内部の液体をインクジェットヘッドに供給するための第1の流路と、 前記第1の流路の途中に設けられ、前記タンクから供給された液体を一時的に保持する第1の液体室と、 前記インクジェットヘッドの内部を循環したインクを前記タンク又は前記第1の流路に戻すための第2の流路と、 前記第2の流路の途中に設けられ、前記インクジェットヘッドから回収された液体を一時的に保持する第2の液体室と、 前記第1の流路の途中に設けられた第1の液体移動手段と、 前記第2の流路の途中に設けられた第2の液体移動手段と、 前記第1の液体室の内部圧力を検出する第1の圧力検出手段と、 前記第2の液体室の内部圧力を検出する第2の圧力検出手段と、 前記インクジェットヘッドの内部の液体に所定の背圧が付与されつつ、前記第1及び第2の液体室間に所定の圧力差が設けられるように、前記第1及び第2の液体室の目標圧力をそれぞれ設定するとともに、前記第1及び第2の液体室の内部圧力がそれぞれ前記目標圧力で一定となるように、前記第1及び第2の圧力検出手段の検出結果に応じて、前記第1及び第2の液体移動手段をそれぞれ制御することにより、前記第1及び第2の液体室の圧力制御を行う圧力制御手段と、を備え、 前記インクジェットヘッドを経由せずに前記第1の液体室の内部の液体を循環させる循環経路が設けられ、 前記循環経路には、前記第1及び前記第2の液体移動手段の少なくとも一方、或いは第3の液体移動手段が設けられるとともに、液体中の溶存気体を該液体から除去する脱気手段が設けられていることを特徴とするインクジェット記録装置。
IPC (1件):
B41J 2/175
FI (1件):
B41J3/04 102Z
Fターム (7件):
2C056EA15 ,  2C056EA26 ,  2C056EB21 ,  2C056EB34 ,  2C056EC20 ,  2C056EC32 ,  2C056EC49
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (7件)
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