特許
J-GLOBAL ID:201003035074127511

往復ピストン式燃焼機関のシリンダライナーのシリンダ壁に滑走面を形成する機械加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 特許業務法人浅村特許事務所 ,  浅村 皓 ,  浅村 肇 ,  吉田 裕 ,  森 徹 ,  白江 克則 ,  田中 正 ,  金井 建
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-174443
公開番号(公開出願番号):特開2010-042502
出願日: 2009年07月27日
公開日(公表日): 2010年02月25日
要約:
【課題】ピストンがシリンダライナー内に配置されシリンダ軸線の方向に往復作動するピストン式燃焼機関、特に緩速2ストローク式大型ディーゼル機関のシリンダライナーのシリンダ壁に滑走面を形成する機械加工方法を提供する。【解決手段】シリンダライナー素材を設ける段階および切削工具によるシリンダ壁2の切削段階を含み、微細機械加工段階にてシリンダ壁2に円周方向毛管61のある毛管状微細構造6を形成し、前記毛管状微細構造6がシリンダライナー3のシリンダ軸線4に沿って螺旋状に伸長されるようにする機械加工方法に関するものである。本発明による機械加工方法の特徴は、毛管状微細構造6が実質的に保持されるように、交差方向機械加工方法によって毛管状微細構造6の円周方向毛管61の間に交差方向連結部を形成するものである。【選択図】図1
請求項(抜粋):
装着状態で、滑走面(1)に沿ってシリンダ軸線(4)の方向に前後に移動できるようにシリンダライナー(3)内にピストンが配置される往復作動ピストン式燃焼機関、特に、緩速2ストローク式大型ディーゼル機関におけるシリンダライナー(3)のシリンダ壁(2)の滑走面(1)を形成する機械加工方法であり、シリンダライナー素材(31)を設ける段階、および、旋削工具によるシリンダ壁(2)の旋削加工段階を含み、旋削工具およびシリンダ壁(2)は所定の回転速度でシリンダ軸線(4)の回りに動かされると同時に、研削態様で互いに対してシリンダ軸線(4)に沿って所定の送り速度で軸線方向に動かされ、これにより微細機械加工段階でシリンダ壁(2)に円周方向(5)で非常に微細な旋削加工を行うことで、シリンダ壁(2)に円周方向毛管(61)を有する毛管状微細構造(6)が形成され、該毛管状微細構造(6)は、シリンダライナー(3)のシリンダ壁(2)で、シリンダ軸線(4)に沿って螺旋状に延在する、前記機械加工方法において、 交差方向機械加工法で、毛管状微細構造(6)が実質的に維持されるように、毛管状微細構造(6)の円周方向毛管(61)の間で交差方向連結部(7)が形成されることを特徴とする機械加工方法。
IPC (7件):
B24B 5/06 ,  F02F 1/00 ,  F02F 1/20 ,  B24B 19/02 ,  B24B 33/02 ,  B24B 29/00 ,  F16J 10/04
FI (7件):
B24B5/06 ,  F02F1/00 C ,  F02F1/20 ,  B24B19/02 ,  B24B33/02 ,  B24B29/00 B ,  F16J10/04
Fターム (17件):
3C043AB04 ,  3C049AA02 ,  3C049CA01 ,  3C058AA03 ,  3C058AA06 ,  3C058CA01 ,  3G024AA23 ,  3G024FA06 ,  3G024FA07 ,  3G024GA12 ,  3J044AA02 ,  3J044BA02 ,  3J044BB39 ,  3J044BC13 ,  3J044CC03 ,  3J044DA09 ,  3J044EA02
引用特許:
審査官引用 (7件)
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