特許
J-GLOBAL ID:201003038197393851

ステータコイルの形状検査方法および形状検査用治具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 寿一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-010433
公開番号(公開出願番号):特開2010-169450
出願日: 2009年01月20日
公開日(公表日): 2010年08月05日
要約:
【課題】光切断法による形状検査において、検査設備からの計測器の取外し等を必要とせず、検査精度に影響する検査設備についての誤差を確認・評価することができるステータコイルの形状検査方法を提供すること。【解決手段】光切断法によるステータコイルの形状検査方法であって、撮像画像の取得に適した表面処理が施され、ステータコアに対するコイルエンドの形状に倣い所定の基準面(端面部31b)に対して略円環状に突出する部分として形成されるコイルエンド部32を有するマスターワーク30を用い、マスターワーク30を検査設備にセットした状態で、スリット部51を用い、スリット光11がスリット51aに重なることを基準として、スリット光11の照射位置の調整を行い、頂点形成部52を用い、頂点形成部52についての画像における頂点に対応する位置が撮像素子の中心の位置に重なることを基準として、撮像画像の撮像位置の調整を行う。【選択図】図5
請求項(抜粋):
ステータコアとこれに巻き付けられるコイルによって形成されるコイルエンドとを有するステータコイルを検査対象物とし、対象物体にスリット光を照射することで得られる反射光の撮像画像を取得する光切断法を用い、前記ステータコイルに対する前記スリット光の走査位置を連続的に変化させることで前記ステータコイルの各部について取得した前記撮像画像に基づき、前記コイルエンドの部分の形状の良否判定を行うステータコイルの形状検査方法であって、 前記撮像画像の取得に適した表面処理が施され、前記ステータコアに対する前記コイルエンドの形状に倣い所定の基準面に対して略円環状に突出する部分として形成されるコイルエンド部を有する形状検査用治具を用い、 前記形状検査用治具は、 前記コイルエンド部について定まる中心線を通る平面に沿うスリットを形成する形状部分である第一の形状部分と、 前記コイルエンド部の突出方向側の端面部と突出方向に沿う周面部との稜線部にて前記中心線を通る平面に沿う断面形状における頂点を形成する形状部分である第二の形状部分と、を有するものであり、 前記形状検査用治具を、前記コイルエンドの部分の形状の検査が行われる前記ステータコイルと同様にセットした状態で、 前記第一の形状部分を用い、前記スリット光が前記スリットに重なることを基準として、前記スリット光の照射位置の調整を行い、 前記第二の形状部分を用い、対象物体を前記形状検査用治具とする前記光切断法により取得される前記撮像画像における前記第二の形状部分についての画像における前記頂点に対応する位置が前記撮像画像を取得するための撮像素子の中心の位置に重なることを基準として、前記撮像画像の撮像位置の調整を行うことを特徴とするステータコイルの形状検査方法。
IPC (1件):
G01B 11/25
FI (1件):
G01B11/25 H
Fターム (22件):
2F065AA51 ,  2F065AA53 ,  2F065AA61 ,  2F065BB08 ,  2F065CC00 ,  2F065DD04 ,  2F065DD12 ,  2F065FF02 ,  2F065FF04 ,  2F065FF09 ,  2F065FF61 ,  2F065GG06 ,  2F065HH05 ,  2F065HH14 ,  2F065JJ03 ,  2F065JJ26 ,  2F065LL08 ,  2F065LL10 ,  2F065LL13 ,  2F065MM04 ,  2F065MM16 ,  2F065RR08
引用特許:
出願人引用 (5件)
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