特許
J-GLOBAL ID:201003065285862001 3次元レーザスキャナを用いたトンネル掘削施工支援システム
発明者:
,
出願人/特許権者: 代理人 (9件):
阿部 龍吉
, 田中 貞嗣
, 小山 卓志
, 菅井 英雄
, 青木 健二
, 韮澤 弘
, 米澤 明
, 飯高 勉
, 片寄 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-064644
公開番号(公開出願番号):特開2010-217018
出願日: 2009年03月17日
公開日(公表日): 2010年09月30日
要約:
【課題】トンネル掘削工事の作業が煩雑になることなく簡便に断面の計測、掘削断面、覆工断面の評価、管理を行うことができ、工期の短縮、施工精度の向上を図る。【解決手段】トンネル壁面の複数箇所に設置されるターゲットのトンネル座標のデータ記憶手段と、トンネル断面の基準データ記憶手段と、比較断面の表示属性のデータ記憶手段と、3次元の計測データのターゲットの位置を認識してターゲットのスキャナ座標とデータ記憶手段に格納されたトンネル座標を求める認識処理手段と、ターゲットのスキャナ座標およびトンネル座標に基づき座標変換パラメータを求めスキャナ座標の計測データをトンネル座標の計測データに変換する座標変換処理手段と、トンネル座標の計測データと基準データとを比較演算して比較断面データを求める比較演算処理手段と、出力処理手段とを備え、表示属性のデータ203と比較断面データ208に基づき比較断面の情報を出力する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
掘削、ズリ出し、当たり取り、覆工の各工程を含む施工サイクルを繰り返し行ってトンネルの掘削、掘進を行う際に、前記当たり取りや前記覆工の前又は後の少なくともいずれかに3次元レーザスキャナを切羽面の後方に設置して3次元の計測を行い、計測断面と基準断面との比較を行って比較断面の情報を出力する3次元レーザスキャナを用いたトンネル掘削施工支援システムであって、
トンネル壁面の複数箇所に設置されるターゲットのそれぞれのトンネル座標のデータを格納するターゲットデータ記憶手段と、
トンネル断面の基準データを格納する基準データ記憶手段と、
前記比較断面の表示属性のデータを格納する表示属性データ記憶手段と、
前記3次元の計測による計測データに基づき前記ターゲットの位置を認識して前記認識したターゲットのスキャナ座標と前記ターゲットデータ記憶手段に格納されたトンネル座標とを求めるターゲット認識処理手段と、
前記ターゲット認識処理手段により求めたターゲットの前記スキャナ座標と前記トンネル座標に基づき座標変換パラメータを求めスキャナ座標の前記計測データをトンネル座標の計測データに変換する座標変換処理手段と、
前記トンネル座標の計測データと前記基準データ記憶手段に格納された基準データとを比較演算して比較断面データを求める比較演算処理手段と、
前記表示属性データ記憶手段に格納された表示属性のデータと前記比較断面データに基づき比較断面の情報を出力する出力処理手段と
を備え、当たりおよび余掘量に応じた表示属性により比較断面の情報を出力することを特徴とする3次元レーザスキャナを用いたトンネル掘削施工支援システム。
IPC (4件):
G01C 15/00
, E21D 9/10
, G01C 7/06
, G01C 15/06
FI (5件):
G01C15/00 104A
, E21D9/10 F
, G01C7/06
, G01C15/00 103A
, G01C15/06 T
Fターム (5件):
2D054AB07
, 2D054AC20
, 2D054GA62
, 2D054GA65
, 2D054GA82
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