特許
J-GLOBAL ID:201003080836395638

遅延時間推定装置、方法及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 宣幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-182839
公開番号(公開出願番号):特開2010-021944
出願日: 2008年07月14日
公開日(公表日): 2010年01月28日
要約:
【課題】わずかな処理量や小規模のハードウェアで効率よくエコー経路の往復伝搬遅延時間を推定することができる遅延時間推定装置、方法及びプログラムを提供する。【解決手段】本発明の遅延時間推定装置は、受信入力信号及び送信入力信号の信号波形の包絡線を生成する包絡線生成手段と、受信入力信号及び送信入力信号の零交差計数手段と、受信入力信号及び送信入力信号の単位時間当たりの零交差数情報を所定時間だけ記憶する一時記憶手段と、受信入力信号の零交差数情報と送信入力信号の零交差数情報との相関性を時間差を変数として求め、その相関結果に基づいて当該エコー経路の遅延推定時間を推定する遅延時間推定手段と、受信入力信号の信号包絡線と、送信信号入力信号の信号包絡線と、遅延推定時間とに基づいて、遅延推定手段の相関演算の有意性を判定する有意性判定手段とを備える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
受信入力信号の信号波形の包絡線を生成する受信信号包絡線生成手段と、 上記受信入力信号を復号した復号信号値に基づいて零交差を判別し、上記受信入力信号の所定時間当たりの零交差数を計数する受信信号零交差計数手段と、 上記受信入力信号の単位時間当たりの零交差数情報を所定時間だけ記憶する受信信号一時記憶手段と、 エコー経路を経由してエコーキャンセラに入力するエコー信号を含む送信入力信号の信号波形の包絡線を生成する送信信号包絡線生成手段と、 上記送信入力信号を復号した復号信号値に基づいて零交差を判別し、上記送信入力信号の所定時間当たりの零交差数を計数する送信信号零交差計数手段と、 上記送信入力信号の単位時間当たりの零交差数情報を所定時間だけ記憶する送信信号一時記憶手段と、 上記受信信号一時記憶手段から上記受信入力信号の零交差数情報と、上記送信信号一時記憶手段から上記送信入力信号の零交差数情報との相関性を、時間差を変数として求め、その相関結果に基づいて当該エコー経路の遅延推定時間を推定する遅延時間推定手段と、 上記受信信号包絡線生成手段により生成された上記受信入力信号の信号包絡線と、上記送信信号包絡線生成手段により生成された上記送信信号入力信号の信号包絡線と、上記遅延推定時間とに基づいて、上記遅延推定手段の相関演算の有意性を判定する有意性判定手段と を備えることを特徴とする遅延時間推定装置。
IPC (1件):
H04B 3/23
FI (1件):
H04B3/23
Fターム (7件):
5K046BA01 ,  5K046BB01 ,  5K046HH15 ,  5K046HH24 ,  5K046HH45 ,  5K046HH52 ,  5K046HH77
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 電話装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-147675   出願人:株式会社東芝
  • エコーキャンセラ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-226016   出願人:国際電信電話株式会社
  • エコー回路遅延の推定
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平10-516447   出願人:テレフオンアクチーボラゲツトエルエムエリクソン
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