特許
J-GLOBAL ID:201003084875274827

流動焼却炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 綿貫 達雄 ,  山本 文夫 ,  関根 由布
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-019032
公開番号(公開出願番号):特開2010-175157
出願日: 2009年01月30日
公開日(公表日): 2010年08月12日
要約:
【課題】N2Oの発生量を「高温焼却法」と同等レベルまで抑制することができ、しかも補助燃料の使用量を「高温焼却法」に比べて大幅に低下させることができ、しかも炉体内径が7m以上の大型炉とした場合にもN2Oを十分に分解できる流動焼却炉を提供する。【解決手段】汚泥が投入される炉体1の内部を高さ方向に分割し、下方部分を空気比が1.1以下の流動用空気を燃料とともに供給して燃焼させ、汚泥を流動させつつ熱分解する熱分解ゾーン3とし、その直上部分を空気比が0.1〜0.3の燃焼用空気のみを供給することにより、局所高温場を形成してN2Oを分解する層上燃焼ゾーン4とし、炉体の最上部を未燃分を完全燃焼させる完全燃焼ゾーンと5とする。また層上燃焼ゾーンにおける二次燃焼用空気の供給位置を上下2段に分割し、その供給速度を70m/s以上の高速として、大型炉に対応可能とした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
汚泥を流動焼却する炉体内径が7m以上の大型の流動焼却炉であって、炉体の下方部分を空気比が1.1以下の流動用空気を燃料とともに供給して汚泥を流動させつつ熱分解する熱分解ゾーンとし、その直上部分を空気比が0.1〜0.3の二次燃焼用空気のみを供給することにより局所高温場を形成してN2Oを分解する層上燃焼ゾーンとし、炉体の最上部を未燃分を完全燃焼させる完全燃焼ゾーンとするとともに、前記層上燃焼ゾーンにおける二次燃焼用空気の供給位置を上下2段に分割し、その供給速度を70m/s以上の高速としたことを特徴とする流動焼却炉。
IPC (2件):
F23C 99/00 ,  F23G 7/04
FI (3件):
F23C99/00 311 ,  F23G7/04 602A ,  F23G7/04 601J
Fターム (7件):
3K065TA01 ,  3K065TB01 ,  3K065TB02 ,  3K065TB09 ,  3K065TB12 ,  3K065TE02 ,  3K065TG08
引用特許:
審査官引用 (15件)
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