特許
J-GLOBAL ID:201003086726916029

金属化フィルムコンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西森 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-172428
公開番号(公開出願番号):特開2010-016047
出願日: 2008年07月01日
公開日(公表日): 2010年01月21日
要約:
【課題】良好な保安機能を確保しつつヒューズ部での発熱を抑制し、しかもESR(等価直列抵抗)を低減できる金属化フィルムコンデンサを提供する。【解決手段】誘電体フィルムの幅方向に延びると共に、その一端部が接続部5と有効電極部との境界部に位置し、他端部が絶縁マージン部4に連なる分割マージン6を設けることにより有効電極部を長手方向に所定の間隔で分割する。分割された有効電極部をその幅方向のほぼ中央部で接続部側分割電極11と絶縁マージン部側分割電極12とに分割する。両分割電極11、12はヒューズ部9によって接続する。また、接続側分割電極11は、その接続部5側の端部の全幅をそのまま接続部5に接続する。接続部5の蒸着電極膜厚は、有効電極部の蒸着電極膜厚よりも厚くする。第1電極膜3Aのヒューズ部9と第2電極膜3Bのヒューズ部9とは、誘電体フィルムの厚み方向に重ならないように配置する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
誘電体フィルムの一方側に第1電極膜(3A)を、また誘電体フィルムの他方側に第2電極膜(3B)をそれぞれ配置してなり、上記第1電極膜(3A)は、容量を形成する有効電極部となる蒸着電極を有し、その長手方向に沿う一側部に絶縁マージン部(4)を、また絶縁マージン部(4)の反対側の他側部にメタリコン電極が形成される接続部(5)を長手方向に沿って帯状に設けた構造であって、誘電体フィルムの幅方向に延びると共に、その一端部が上記接続部(5)と有効電極部との境界部に位置し、他端部が上記絶縁マージン部(4)に連なる分割マージン(6)を設けることにより上記有効電極部を長手方向に所定の間隔で分割し、さらにこの分割された有効電極部をその幅方向のほぼ中央部で接続部側分割電極(11)と絶縁マージン部側分割電極(12)とに分割すると共に、両分割電極(11)(12)をヒューズ部(9)によって接続し、かつ上記接続側分割電極(11)は、その接続部(5)側の端部の全幅をそのまま接続部(5)に接続した構造であり、また、第2電極膜(3B)は、第1電極膜(3A)と略同一構造のものであって、絶縁マージン部(4)側と接続部(5)側とを互いに逆にして配置した構造であり、一方の接続部側分割電極(11)と他方の絶縁マージン部側分割電極(12)とが誘電体フィルムを介して対向するように構成したことを特徴とする金属化フィルムコンデンサ。
IPC (3件):
H01G 4/015 ,  H01G 4/18 ,  H01G 4/30
FI (3件):
H01G4/24 321A ,  H01G4/30 301G ,  H01G4/24 321Z
Fターム (15件):
5E082AB04 ,  5E082BC05 ,  5E082BC09 ,  5E082EE07 ,  5E082EE08 ,  5E082EE12 ,  5E082EE17 ,  5E082EE23 ,  5E082EE37 ,  5E082FG06 ,  5E082FG32 ,  5E082GG10 ,  5E082GG27 ,  5E082JJ04 ,  5E082JJ22
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (10件)
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