特許
J-GLOBAL ID:200903082538594352

金属化フィルムコンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岩橋 文雄 ,  内藤 浩樹 ,  永野 大介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-007700
公開番号(公開出願番号):特開2009-170685
出願日: 2008年01月17日
公開日(公表日): 2009年07月30日
要約:
【課題】厚みが薄いフィルムを用いると素子巻回時にしわが入り易いという課題を解決し、生産性、品質共に優れた金属化フィルムコンデンサを提供することを目的とする。【解決手段】金属化フィルム1が、誘電体フィルムの幅方向の一端側に絶縁マージン2を長手方向に連続して設けると共に、この絶縁マージン2から他端側に向かって横マージン3を設けることにより複数の分割電極が形成され、かつ、誘電体フィルムの長手方向に亘って縦マージン4を設け、この縦マージン4と横マージン3の少なくとも一方が傾斜した構成により、金属化フィルム1を巻回して素子を作製する際に、金属化フィルム1に加わるテンションを横マージン3を介してフィルム走行方向の後方へ逃がすことができるため、金属蒸着電極5には複雑に分散されたテンションが加わらないようになり、厚みが薄い誘電体フィルムを用いた場合でもしわの発生を抑制できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
誘電体フィルム上に金属蒸着電極を形成した金属化フィルムを一対とし、上記金属蒸着電極が誘電体フィルムを介して対向するように重ね合わせて巻回した素子と、この素子の両端面に金属溶射によって形成された一対のメタリコン電極からなる金属化フィルムコンデンサにおいて、上記金属化フィルムとして、誘電体フィルムの幅方向の一端側に非金属蒸着部からなる絶縁マージンを長手方向に連続して設けると共に、この絶縁マージンから他端側に向かって非金属蒸着部からなる横マージンを設けることにより複数の分割電極が形成され、かつ、誘電体フィルムの長手方向に亘って非金属蒸着部からなる縦マージンを設け、この縦マージンと横マージンの少なくとも一方が、金属化フィルムの長手方向となる直線、あるいはこの長手方向の直線と直交する直線に対して傾斜するようにしたものを用いた金属化フィルムコンデンサ。
IPC (2件):
H01G 4/18 ,  H01G 4/015
FI (4件):
H01G4/24 301C ,  H01G4/24 301F ,  H01G4/24 321E ,  H01G4/24 331B
Fターム (11件):
5E082AA06 ,  5E082AB04 ,  5E082BB03 ,  5E082BB07 ,  5E082EE05 ,  5E082EE23 ,  5E082FF05 ,  5E082LL05 ,  5E082MM22 ,  5E082MM23 ,  5E082MM24
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (9件)
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