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J-GLOBAL ID：201102226818376314   整理番号：11A0999925

Eleutherine americanaの鱗茎由来のα-グルコシダーゼ阻害剤

α-Glucosidase inhibitors from the bulb of Eleutherine americana

著者 (3件)： IEYAMA Tomohiro (Div. of Applied Bioscience, Graduate School of Agriculture, Hokkaido Univ., Kita-ku, Sapporo 060-8589, JPN) ,  GUNAWAN-PUTERI Maria D.P.T. (Div. of Applied Bioscience, Graduate School of Agriculture, Hokkaido Univ., Kita-ku, Sapporo 060-8589, JPN) ,  KAWABATA Jun (Div. of Applied Bioscience, Graduate School of Agriculture, Hokkaido Univ., Kita-ku, Sapporo 060-8589, JPN)
資料名： Food Chemistry  (Food Chemistry)
巻： 128  号： 2  ページ： 308-311  発行年： 2011年09月15日 
JST資料番号： H0766A  ISSN： 0308-8146  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 糖尿病を治療するためのひとつの有効な方法はα-グルコシダーゼ阻害剤(AGIs)の使用による炭水化物消化の抑制による方法である。酵素分析によるin vitroで行われた見込みハーブの測定は阻害活性能力を示すEleutherine americanaの発見をもたらした。E.americanaの鱗茎の50%水性メタノール溶解抽出物は逐次的に色層分析され,活性画分は,α-グルコシダーゼに対する活性化合物を分離するため,更に分取高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により精製された。質量分析及びNMRによる構造測定は標準データとの比較に基づきこれらの分離化合物がエロテロール(1),エロテリノシドA(2),及びエロトシドB(3)であることを明らかにした。総抽出物における各ナフタレンの量及び阻害活性を考慮し,α-グルコシダーゼに対するE.americanaの鱗茎の阻害活性は他のAGIsでは決して検出されたことの無い特徴的構造を有する化合物2(IC50=0.5mM,収率=5mg/50g植物試料)の結果であると思われた。AGIsは糖尿病の治療において重要な役割を演じ,従って,これらの結果は糖尿病治療管理に対する新規な選択肢を示唆する。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *アヤメ科 ,  ハーブ ,  鱗茎 ,  α-グルコシダーゼ ,  *血糖降下薬 ,  *酵素阻害剤 ,  *糖尿病 ,  芳香族縮合化合物 ,  高速液体クロマトグラフィー ,  陽子磁気共鳴 ,  質量分析 ,  濃度 ,  in vitro実験 ,  抽出液 ,  *α-グルコシダーゼ阻害剤 ,  ナフタレン類 ,  植物抽出物 ,  50%抑制濃度
準シソーラス用語： *Eleutherine americana ,  IC50

分類 (3件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  (GW21010W) ,  代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J)

物質索引 (3件)： エロイテロール ,  エロイテリノシドA ,  エロイトシドB

タイトルに関連する用語 (2件)： 鱗茎 ,  α-グルコシダーゼ阻害剤