抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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乗り継ぎ交通を考慮した交通配分量(利用者均衡配分)を用いて都市高速道路の対距離料金制における利用者便益を算定し,ゾーン別対距離料金の適用可能性について検討した。京阪神都市圏の広域的道路網(都市高速道路と一般道路網)を対象に需要変動型の交通均衡分析を行った。次に交通量配分結果から対距離料金制における利用者便益を,均一料金制下の道路交通状態を含む複数ケースについて算定した。既存の均一料金圏を考慮したゾーン別対距離料金を提案し,その適用可能性について8ケースの利用者便益の算定結果を基に整理した。均一料金制に比べて対距離料金制では利用者便益を増大させる料金設定が可能であること,ゾーン別対距離料金は交通需要変動に対応した交通運用方法であることを示した。