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J-GLOBAL ID:201102260989249268   整理番号:11A1354464

収穫後のカキ‘富有’果実における肉質評価と食べ頃予測

Evaluation of Flesh Texture and Prediction of Optimum Ripeness in ‘Fuyu’ Persimmon after Harvest
著者 (3件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 421-427 (J-STAGE)  発行年: 2011年 
JST資料番号: L4829A  ISSN: 1347-2658  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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収穫後のカキ‘富有’における弾性指標は,収穫時期に関わらず同様のパターンで低下した.また,官能評価の結果から,食べ頃の弾性指標は13.563~30.202 × 106 cm2・Hz2と決定した.これらの結果から,食べ頃の予測式を作成した.食べ頃始期はt1 = {9.386(30.202 - Y0)}/{0.830(Y0 - 30.202) - Y0},食べ頃終期はt2 = {9.386(13.563 - Y0)}/{0.830(Y0 - 13.563) - Y0},Y0は収穫後0日の弾性指標とした.なお,Y0は指数表示の仮数部を代入する.この予測式における予測値と実測値の誤差は,食べ頃始期で0.5~1.3日,食べ頃終期で0.7~3.5日であり,実用上大きな問題はないと考えられる.しかし,より精度の高い予測式を作成するため,さらなる検討が必要である.また,収穫後の‘富有’果実における肉質評価には,食べ頃終期までは音響振動法による弾性指標が,それ以降は音響法(AMC法)による食感指標が有効な方法であると考えられた.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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果樹  ,  果実とその加工品 
引用文献 (32件):
  • 秋元浩一・伊藤扶美子.1979a.アンケート調査による消費者の果実,とくにカキに対する購買行動の分析.岐阜大農研報.42: 59-76.
  • 秋元浩一・伊藤 誠.1979b.全国の小売店における果実の取扱い実態と規格に対する意識について.岐阜大農研報.42: 77-98.
  • 知野秀次・松本辰也・太田祐樹・児島清秀.2009.追熟中のセイヨウナシ‘ル・レクチエ’における非破壊法による果実特性の評価.園学研.8: 109-114.
  • 知野秀次・太田祐樹・二木明日香・齋藤洋太郎・黒坂 俊・大塚伸吾・坂井 優・松本辰也・児島清秀.2010.セイヨウナシ‘越さやか’における追熟中の果実特性の変化ならびにフィルム包装が果実追熟に及ぼす影響.園学研.9: 99-105.
  • 岩田 隆・中川勝也・緒方邦安.1969.果実の収穫後における成熟現象と呼吸型の関係(第1報).園学雑.38: 194-201.
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