特許
J-GLOBAL ID:201103013602678855

熱電子発電素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 洋二 ,  三浦 高広 ,  水野 史博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-173989
公開番号(公開出願番号):特開2011-029427
出願日: 2009年07月27日
公開日(公表日): 2011年02月10日
要約:
【課題】ダイヤモンド半導体を用いて起電力を大きくすることが可能な熱電子発電素子を提供する。【解決手段】エミッタ電極1にp型ダイヤモンド半導体を用いると共に、コレクタ電極2にn型ダイヤモンド半導体を用いている。例えば、エミッタ電極1のダイヤモンド半導体薄膜1bに対してボロンを添加すると、アクセプタ準位は伝導帯から約5.1eVに存在し、コレクタ電極2のダイヤモンド半導体薄膜2bに対して窒素を添加すると、ドナー準位は伝導帯から約1.7eVに存在する。したがって、フェルミ準位の差が約3.4eVと大きくなり、起電力を大きくできる。よって、ダイヤモンド半導体を用いて起電力を大きくすることが可能な熱電子発電素子となる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
互いに対向配置された一対の電極間を移動する熱電子を利用して熱エネルギーを電気エネルギーに変換する熱電子発電素子であって、 p型不純物が添加されたp型ダイヤモンド半導体薄膜(1b)を有し、熱源からの熱が加わることによって熱電子を放出するエミッタ電極(1)と、 前記p型ダイヤモンド半導体薄膜(1b)に対して所定間隔離間して対向配置されていると共にn型不純物が添加されたn型ダイヤモンド半導体薄膜(2b)を有し、前記エミッタ電極(1)から放出された前記熱電子を移動させるコレクタ電極(2)と、を備えていることを特徴とする熱電子発電素子。
IPC (2件):
H01L 37/00 ,  H02N 11/00
FI (2件):
H01L37/00 ,  H02N11/00 A
引用特許:
審査官引用 (8件)
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引用文献:
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