特許
J-GLOBAL ID:201103042964671417

浮遊分離装置及び方法並びにその利用製品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 平山 一幸 ,  篠田 哲也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-168346
公開番号(公開出願番号):特開2011-020070
出願日: 2009年07月17日
公開日(公表日): 2011年02月03日
要約:
【課題】分離除去対象の不純物を含む被処理物を懸濁した被処理液について、不純物と被処理物との表面濡れ性の差を利用して短時間に高効率でフロスとテールとに短時間に浮選分離でき、簡素な構成でかつ省エネルギーでコンパクト・低コストの、浮遊分離装置及び方法を提供する。【解決手段】処理槽本体10に被処理液を収容し、被処理液の一部を循環液出口12から取り出して循環ポンプ20で循環液入口13より帰還させかつ処理槽本体10内の下部へ気泡を注入することで、処理槽本体10内の被処理液全体に渦流を生じさせかつ気泡を被処理液に分散させて不純物に付着させることで気泡付着不純物を浮遊させ渦流の中心に集め、気泡付着不純物の集合であるフロスの浮遊堆積が進行した時点で処理槽本体10内の循環液出口12よりも下側へ加水し液面レベルを上昇させて浮遊堆積するフロスを溢流除去し、処理槽本体10内に残る不純物を低減したテールを回収する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
処理槽本体に、分離除去対象の不純物を含む被処理物の粒子が分散した被処理液を液面レベルが循環液出口よりも高くなるように収容し、上記被処理液の一部を循環液出口から取り出して循環ポンプで下部の循環液入口より帰還させかつ上記処理槽本体内の下部へ気泡を注入することを継続することで、上記処理槽本体内の上記被処理液に渦流を生じさせかつ該気泡を上記被処理液に分散させて不純物を付着させ気泡付着不純物を浮遊させて上記渦流の中心に集め、気泡付着不純物の集合であるフロスの浮遊堆積を進行させて溢流除去し、上記処理槽本体内に残る不純物を低減したテールを回収するようにした、浮遊分離装置であって、 上記被処理液を貯留し上記渦流を生じさせうる縦円筒槽壁部を有する上記処理槽本体と、 上記処理槽本体の上端に備えられた上記気泡付着不純物の集合であるフロスのフロス溢流口と、 上記処理槽本体の上部に備えられた上記循環液出口と、 上記処理槽本体の下部に備えられ上記処理槽本体に貯留する上記被処理液に渦流を生じさせるために上記循環液出口から取り出した上記被処理液を上記処理槽本体の内周面に沿って流入させる上記循環液入口と、 上記循環液出口と上記循環液入口とに接続した上記被処理液の循環路と、 上記循環路の中途に備えられた循環ポンプと、 上記処理槽本体の上記循環液出口よりも下レベルに備えられ、水源と接続され上記被処理液の液面レベルを調整するため及び上記処理槽本体内に残る上記フロスを溢流させるように加水するための水入口と、 上記処理槽内の下部へ気泡を供給する気泡発生装置と、 を有してなる、浮遊分離装置。
IPC (6件):
B03D 1/14 ,  C02F 1/24 ,  C04B 18/08 ,  C04B 28/02 ,  C04B 14/06 ,  B03D 1/02
FI (6件):
B03D1/14 A ,  C02F1/24 C ,  C04B18/08 Z ,  C04B28/02 ,  C04B14/06 Z ,  B03D1/02 A
Fターム (7件):
4D037AA12 ,  4D037AB02 ,  4D037BA03 ,  4D037BA07 ,  4D037BA28 ,  4G112PA04 ,  4G112PA27
引用特許:
出願人引用 (16件)
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審査官引用 (35件)
  • 油水分離装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-390876   出願人:株式会社オ-ラテック
  • 特開昭51-133962
  • 特開昭51-133962
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