特許
J-GLOBAL ID:201103044082935666

画像変換装置および方法、並びに記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲本 義雄
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-080867
公開番号(公開出願番号):特開2000-278698
特許番号:特許第4200401号
出願日: 1999年03月25日
公開日(公表日): 2000年10月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】 複数の画素からなる原画像を、前記原画像に復元するための、前記原画像より少ない画素からなり、各画素の所定のビット列から成る画素データの上位側ビット列が画素値を示し、前記画像データの前記上位側ビット列以外の下位側ビット列がクラスコードを示す上位階層画像に変換する画像変換装置において、 前処理として、 前記原画像を所定のサイズの画素ブロックに分割し、前記画素ブロック毎に画素値を平均化または画素を間引くことによって初期の上位階層画像の1画素分の画素値を決定して前記画素データの上位側ビット列とし、 各画素の画素データの上位側ビット列だけが決定された前記初期の上位階層画像の画素を順次、着目画素とし、 前記着目画素とその近傍の複数の画素から成るクラスタップを前記初期の上位階層画像から抽出し、前記クラスタップを構成する複数の画素の画素値を符号化することによって前記着目画素に対応するクラスコードを決定して前記着目画素の画素データの下位側ビット列とすることにより、前記初期の上位階層画像の前記着目画素の画素データを生成し、 前記着目画素とその近傍の複数の画素から成る予測タップを前記初期の上位階層画像から抽出し、既知である前記原画像の画素値と、既知である前記予測タップを構成する複数の画素の画素値と、未知である予測係数とからなる正規方程式を、同一のクラスコードに分類される着目画素毎に解くことによって各クラスコードに対応する前記予測係数を生成し、 生成した前記予測係数を前記クラスコードに対応付けて予測係数メモリに記憶させるとともに、 生成した前記初期の上位階層画像を上位階層画像メモリに記憶させる 前処理手段と、 前記上位階層画像メモリに記憶されている前記上位階層画像の画素を順次、着目画素とし、前記着目画素とその近傍の複数の画素から成る予測タップを前記上位階層画像から抽出し、前記予測タップを構成する複数の画素の画素データの上位ビット列に記憶されている画素値と、前記予測係数メモリに記憶されている各クラスコードにそれぞれ対応する予測係数との線形1次結合により前記下位階層画像の画素値を生成し、生成した前記下位階層画像の画素値と前記原画像の対応する画素値との比較結果に応じて、前記着目画素に対する最適なクラスコードを決定し、決定したクラスコードを用いて、前記着目画素の画素データの下位側ビット列を更新するクラスコード更新手段と、 前記上位階層画像メモリに記憶されている前記上位階層画像の画素を順次、着目画素とし、前記着目画素とその近傍の複数の画素から成る予測タップを前記上位階層画像から抽出し、既知である前記原画像の画素値と、既知である前記予測タップを構成する複数の画素の画素値と、更新対象の予測係数とからなる正規方程式を、同一のクラスコードに分類される着目画素毎に解くことによって各クラスコードに対応する前記予測係数を再度生成して、再度生成した前記予測係数を前記クラスコードに対応付けて予測係数メモリに記憶させる予測係数更新手段と、 前記上位階層画像メモリに記憶されている前記上位階層画像の画素を順次、着目画素とし、前記着目画素とその近傍の複数の画素から成る予測タップを前記上位階層画像から抽出し、前記予測タップを構成する複数の画素の画素データの上位ビット列に記憶されている画素値と、前記着目画素の画素データの下位側ビット列に記録されているクラスコードに対応する予測係数との線形1次結合により、前記原画像と同じ画素数から成る下位階層画像の画素値を演算する演算手段と、 前記原画像と前記下位階層画像とS/Nの変化を検出する検出手段とを含み、 前記予測係数更新手段は、前記前処理手段の動作後であって、前記演算手段および前記検出手段の動作の前に、動作を行い、前記S/Nの増加量が収束していない場合にも動作する 画像変換装置。
IPC (3件):
H04N 7/32 ( 200 6.01) ,  H04N 1/41 ( 200 6.01) ,  H04N 1/417 ( 200 6.01)
FI (3件):
H04N 7/137 Z ,  H04N 1/41 B ,  H04N 1/417
引用特許:
審査官引用 (9件)
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