特許
J-GLOBAL ID:201103059485927822

画像処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲本 義雄
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-191004
公開番号(公開出願番号):特開2003-006652
特許番号:特許第4596219号
出願日: 2001年06月25日
公開日(公表日): 2003年01月10日
請求項(抜粋):
【請求項1】 時間積分効果を有する所定数の画素を有する撮像素子によって取得された所定数の画素データからなる画像データを処理する画像処理装置において、 注目フレーム、前記注目フレームよりも時間的に1つ前のフレーム、および前記注目フレームよりも時間的に1つ後のフレームの前記画像データを記憶するフレームメモリと、 前記1つ後のフレームの前記画像データの前記画素の種別を示す各前記画素の判定フラグからなるフラグ格納フレームを記憶する第1の領域、前記注目フレームの前記フラグ格納フレームを記憶する第2の領域、および前記1つ前のフレームの前記フラグ格納フレームを記憶する第3の領域を有するフラグ格納フレームメモリと、 前記1つ前のフレームの前記注目画素と同じ位置の画素と前記注目画素との差分絶対値が所定の閾値以下であり、かつ前記1つ後のフレームの前記注目画素と同じ位置の画素と前記注目画素の差分絶対値が前記閾値より大きい場合、前記第1の領域に格納された前記フラグ格納フレームにおける前記注目画素に対応する位置に、前景オブジェクトを構成する前景オブジェクト成分と背景オブジェクトを構成する背景オブジェクト成分とが混合されてなる、前記前景オブジェクトの動き方向先端側に形成されるカバードバックグラウンド領域を示す判定フラグを設定し、前記1つ前のフレームの前記注目画素と同じ位置の画素と前記注目画素との差分絶対値が前記閾値以下であり、かつ前記1つ後のフレームの前記注目画素と同じ位置の画素と前記注目画素の差分絶対値が前記閾値以下である場合、前記第2の領域に格納された前記フラグ格納フレームにおける前記注目画素に対応する位置に、前記背景オブジェクト成分のみからなる背景領域を示す判定フラグを設定し、前記第2の領域に格納された前記フラグ格納フレームにおける前記注目画素に対応する位置に前記カバードバックグラウンド領域を示す判定フラグが設定されておらず、かつ前記1つ前のフレームの前記注目画素と同じ位置の画素と前記注目画素との差分絶対値が前記閾値より大きく、前記1つ後のフレームの前記注目画素と同じ位置の画素と前記注目画素の差分絶対値が前記閾値より大きい場合、前記第2の領域に格納された前記フラグ格納フレームにおける前記注目画素に対応する位置に、前記前景オブジェクト成分のみからなる前景領域を示す判定フラグを設定し、前記1つ前のフレームの前記注目画素と同じ位置の画素と前記注目画素との差分絶対値が前記閾値より大きく、かつ前記1つ後のフレームの前記注目画素と同じ位置の画素と前記注目画素の差分絶対値が前記閾値以下である場合、前記第3の領域に格納された前記フラグ格納フレームにおける前記注目画素に対応する位置に、前記前景オブジェクト成分と前記背景オブジェクト成分とが混合されてなる、前記前景オブジェクトの動き方向後端側に形成されるアンカバードバックグラウンド領域を示す判定フラグを設定する領域特定手段と、 時間的に連続する3つのフレームの同じ位置にある前記画素を用いた演算により、前記3つのフレームのうちの中間のフレームの前記アンカバードバックグラウンド領域および前記カバードバックグラウンド領域における、前記前景オブジェクト成分と前記背景オブジェクト成分との混合の比率を示す混合比を画素ごとに検出する混合比検出手段と、 前記混合比に基づいて、前記アンカバードバックグラウンド領域および前記カバードバックグラウンド領域に属する画素の前記画素データを、前記前景オブジェクト成分と前記背景オブジェクト成分とに分離し、前記中間のフレームにおける、前記前景オブジェクト成分のみからなる前景成分画像と前記背景オブジェクト成分のみからなる背景成分画像とを生成する前景背景分離手段と を備え、 前記フラグ格納フレームメモリは、前記領域特定手段により前記注目フレームの全ての画素が前記注目画素として処理された後、前記第3の領域に記憶されている前記フラグ格納フレームを、前記1つ前のフレームの前記画像データにおける前記カバードバックグラウンド領域、前記前景領域、前記背景領域、および前記アンカバードバックグラウンド領域の特定結果として出力するとともに、前記第2の領域および前記第1の領域に記憶されている前記フラグ格納フレームを、前記第3の領域および前記第2の領域に移動させ、さらに前記第1の領域の前記フラグ格納フレームを初期化し、 前記フレームメモリは、前記注目フレームの全ての画素が前記注目画素として処理された後、前記1つ後のフレームを新たな注目フレームとして、新たな注目フレーム、およびその注目フレームの前後のフレームの前記画像データを記憶する ことを特徴とする画像処理装置。
IPC (2件):
G06T 7/20 ( 200 6.01) ,  G06T 1/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
G06T 7/20 A ,  G06T 1/00 280
引用特許:
審査官引用 (20件)
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