特許
J-GLOBAL ID:201103077059615170

膜電極接合体、燃料電池および燃料電池の活性化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森下 賢樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-106488
公開番号(公開出願番号):特開2011-238371
出願日: 2010年05月06日
公開日(公表日): 2011年11月24日
要約:
【課題】非白金系の触媒金属を用いた燃料電池の耐久性を向上させる。【解決手段】燃料電池10は、セパレータ34とセパレータ36との間に狭持された平板状の膜電極接合体50を備える。膜電極接合体50は、固体高分子電解質膜20、アノード22、およびカソード24を有する。カソード24は、カソード触媒層30とカソードガス拡散層32とからなる積層体を有する。イオノマーと、担体粒子と、触媒金属と、SiO2成分とから構成される。SiO2成分は、触媒金属および担体粒子の周囲の少なくとも一部を被覆する。SiO2成分の含有量は、基準質量(担体粒子、触媒金属およびSiO2成分各質量を合計した質量)に対して1〜30質量%であり、かつ、カソード触媒層30の体積抵抗率は1〜300Ω・cm以下である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電解質膜と、 前記電解質膜の一方の面に設けられているカソード触媒層と、 前記電解質膜の一方の面に設けられているアノード触媒層と、 を備え、 前記カソード触媒層、前記アノード触媒層のうち、少なくとも一方の触媒層が、 Fe、Co、Ni、Ru、Rh、Pd、Ag、Re、Os、Irからなる群より選ばれる少なくとも1種以上の触媒金属と、 前記触媒金属を担持する導電性の担体粒子と、 前記触媒金属および前記担体粒子の周囲の少なくとも一部を被覆するSiO2成分と、 プロトン伝導性を有するイオノマーと、 を備え、 前記触媒層における、前記触媒金属、前記担体粒子およびSiO2成分の各質量を合計した基準質量に対するSiO2成分の含有量が1〜30質量%であり、 前記触媒層の体積抵抗率が1〜300Ω・cmであることを特徴とする膜電極接合体。
IPC (3件):
H01M 4/86 ,  H01M 4/90 ,  H01M 8/04
FI (4件):
H01M4/86 M ,  H01M4/90 M ,  H01M4/86 B ,  H01M8/04 Z
Fターム (16件):
5H018AA06 ,  5H018DD10 ,  5H018EE02 ,  5H018EE03 ,  5H018EE04 ,  5H018EE05 ,  5H018EE12 ,  5H018HH01 ,  5H018HH02 ,  5H018HH05 ,  5H018HH06 ,  5H026AA06 ,  5H026CC03 ,  5H027AA06 ,  5H027KK51 ,  5H027MM26
引用特許:
審査官引用 (10件)
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